元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。



何度も食べたくなる、バターチキンカレー 中辛
パッケージの迷言?「ナンがなければパンを…」から始まる実食レビュー
自信満々のカレーです。何しろ商品名が「何度も食べたくなる、バターチキンカレー」なのです。誰もが沼ること間違いないというのを沼る前に宣言されるわけですから、味に自信ありということになりますよね。
つまり、そういう事を書かれてしまうと無駄に期待のハードルが上がってしまうのです。逆に大丈夫かな、と心配になってしまうのです。
さらに困ったことにパッケージにはさらに「ナンがなければ、パンを食べらればいいじゃない。」と書かれているのです。
こちらとら、基本的にもち麦ごはんでレトルトカレーをいただくことを常としています。それが「ナンがなければ、パンを食べらればいいじゃない。」と書かれているということは、つまり本来はこのレトルトカレーはナンでいただくのがベストだけども、普通の家庭にナンがあるはずがないので、パンで食べてもおいしく食べられますよ、という意味です。
つまり、ボクのスタンダードであるもち麦ごはんは想定外ということになり、もち麦ごはんで食べてしまって、仮に沼らなかったとしてもそれはパンを選べなかったあなたが悪いんです、と言われかねない状況なのです。
上がったハードルをゆっくり下げる効果が「ナンがなければ、パンを食べらればいいじゃない。」にはあるのです。
さて、先に結論からお伝えします。
このレトルトカレー、一般的なバターチキンカレーを想像して食べると、完全に予想を裏切られます。もちろん良い意味で、です。 これまでにボクが食べてきたバターチキンカレーは甘味の強いものが多かったのですが、こちらは大して甘味がなく、酸味と苦味、そして塩味で引っ張っていくという、今までに出会ったことのないタイプの「大人のバターチキンカレー」でした。
カレーマニア×大阪老舗メーカー!関西発の「本気」を感じる背景
パッケージには「小塚舞子監修」の文字があります。残念ながらその方を全く存じません。この方が監修をしていることがこの商品の売りになるということだと考えられますので、カレー業界ではかなり有名な方なんですね。
箱の裏の小塚さんの紹介にはこう書かれています。
関西を中心にフリーランスで活動するタレント兼ライター。10代の頃からカレーの食べ歩きを趣味とし、全国のカレー屋を巡っている。シェアキッチンやイベントで自作のカレーを振る舞うことも。365日カレーが食べたい、自他共に認めるスパイス好き。
関西を中心に活動するタレント兼ライターであり、10代の頃からカレーの食べ歩きを趣味とし、365日カレーを食べたいと豪語する「自他共に認めるスパイス好き」とのこと。シェアキッチンで自作のカレーを振る舞うほどの本格派です。
カレーが好きなタレントさんというところのようです。
さらに、販売者は株式会社ミッション(大阪府吹田市)、製造所はレトルトカレーの老舗であるベル食品工業株式会社(大阪府大阪市)と、見事なまでに関西・大阪のタッグで固められています。 近年、大阪を中心とした関西のスパイスカレー文化はすさまじい熱量を持っていますが、このカレーも単なるタレントコラボではなく、「関西のガチのカレーマニアが、老舗メーカーと組んで本気で作ったスパイスカレー」であることが、パッケージの端々から伝わってきます。
原材料に「エリンギ」の謎?基本スペックを確認
ここで、基本情報と原材料を整理しておきましょう。
- 商品名: 何度でも食べたくなる、バターチキンカレー 中辛
- 内容量: 180g
- カロリー: 205kcal(1人前あたり)
- 販売者: 株式会社ミッション
- 製造所: ベル食品工業株式会社
鶏肉(ブラジル産)、トマトケチャップ、トマトペースト、ヨーグルト、エリンギ、ソテーオニオン、カシューナッツ、砂糖、小麦粉、バター、香辛料、全粉乳、生麦、カレー粉、チキンエキス、澱粉、ブイヨン風味パウダー、食塩/調味料(アミノ酸等)、酸味料、香辛料抽出物、香料、(一部に小麦・乳成分・カシューナッツ・大豆・鶏肉を含む)
こちらが原材料なんですが、これを見ていて一つ気になったのが、「エリンギ」の存在です。鶏肉やトマトペースト、ヨーグルトといった王道の材料に混じって、エリンギが入っているのはかなり珍しいアプローチです。このあたりも、独自の食感や旨味を引き出すためのマニアックな隠し味として機能しているのかもしれません。
甘くない!酸味と苦味で引っ張る未知のバターチキン
お皿に出してみると、見た目の色味はバターチキンカレーらしい綺麗なオレンジ色です。とろみ具合は普通で、もっとシャバシャバ系かと思っていましたが、思いのほかスタンダードな状態でした。
香りを嗅ぐと、甘い香りの中に様々なスパイスが配合されているのを感じさせる、複雑でスパイシーな香りが漂ってきます。「これは甘いタイプかな?」と最初は思いました。しかし、食べてみるとその予想は見事に外れます。
- 甘味: 香りからは甘そうな印象を受けましたが、実際に口に含むとほとんど甘味を感じません。
- 酸味: トマトやヨーグルト由来なのか、そこそこ強めの酸味が効いています。
- 苦味: スパイスの影響だと思われますが、ずっと奥のほうにほんのりとした苦味があります。食べ進めるうちに次第に蓄積されていき、後半にはしっかりとした苦味を感じるようになります。
- 辛味: 中辛表記ですが、そこまで辛さは感じませんし、辛さの蓄積もあまりありません。
- 塩味: ちょっと強めで、これがまたご飯を猛烈にススませます。
具材としては、決して大きくはないものの、小さなチキンが数個入っていました。チキンは好きな具材なので、やはり入っていると嬉しいものです。
バターチキンという名前ですが、いわゆる「バターの香り」が前面に出ているわけではありません。ただ、ヨーグルトや全粉乳などの乳製品由来のクリーミーな口当たりはしっかりとあり、まろやかさとスパイスの尖った部分が見事に調和しています。
王道バターチキンとの比較でわかる「大人の個性」
このカレーの最大の特徴は「甘くないこと」です。また、ここまで食べてきたバターチキンカレーはシャバシャバだったのに、これは普通のレトルトカーぐらいの粘度です。 一般的なバターチキンカレーと比較すると、その特異性がより際立ちます。
まずはDELHIのバターチキンカレーです。
こちらも香りにはバターの香りは感じなかったのですが、甘みの中にしっかりスパイスを感じるというタイプでした。おいしいカレーというのは一本調子の味ではなく、様々な味が楽しめるものです。
こちらも同じくバターでマイルドな仕上がりになっていて、さすがにカレーグランプリ優勝のカレーだと唸らされます。
ターゲット別に分けるなら、「マイルドで甘みのある王道カレーが食べたい時」は一般的なバターチキンを、「スパイスの奥深い苦味や酸味を、塩気のあるルーでガツンと味わいたい大人のカレー気分な時」は、今回のカレーを選ぶのが正解でしょう。
何度でも食べたくなる、バターチキンカレー
まとめ:パンでもナンでもなく、もち麦ご飯でも大正解!
「何度でも食べたくなる、バターチキンカレー 中辛」は、ボクの中の「バターチキンは甘い」という固定観念を見事に打ち砕いてくれた名作でした。
ちょっと強めの塩味と複雑なスパイスの苦味は、ナンやパンではなく、ボクがいつも食べている「もち麦ご飯」でも充分すぎるほど美味しくいただけました。 むしろ、このしょっぱさと酸味は、ご飯にこそピタリとはまる味だとすら思えました。
甘ったるいカレーは苦手だけれど、本格的なスパイス感とクリーミーさの両方を味わいたいという方には、ぜひ一度試していただきたいカレーです。次に見かけた時も、ボクはパンではなく、迷わずご飯と一緒に食べると思います。
ただし「何度でも食べたくなる」はさすがに言いすぎだと思いました。
それではまた。
ありがとう!