好き勝手なことを書いていますが、悪意はありません。

具材ゴロゴロで超美味い!「昭和懐カレー 中辛」のど真ん中なスパイス感に驚愕

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

昭和懐カレー 中辛1
昭和懐カレー 中辛2
昭和懐カレー 中辛3

昭和懐カレー 中辛

激安店ecoeatで出会った「昭和懐カレー」とトリックアートの謎

賞味期限が間近、あるいは切れた商品を激安で販売している食品ロス削減ショップ「ecoeat(エコイート)」。

初めて訪れたのですが、何から何まで激安で驚きました。賞味期限を全く気にしないタイプなので、そこはまさにパラダイスでした。そこで見つけたのが今回ご紹介する「昭和懐カレー 中辛」です。

パッケージに「史上初 トリックアートパッケージ」と書かれてあるのですが、買ったときはそんな仕掛けがあることにさっぱり気がついてませんでした。

食べ終わった後に箱を見るとそのようなことが書かれていたので、スマホのカメラを越しにパッケージを見てみたのですが、何が飛び出すのか、どうしたら何かが飛び出すのか、さっぱりわからなかったです。

まさか賞味期限が切れているのはトリックアートのほうだったのでしょうか。

このカレーの箱の裏には、熱いコンセプトが書かれています。 『昭和の食卓には、いつもおふくろが作ってくれたカレーがありました。(中略)どんなカレーを食べても結局一番美味いのは”おふくろのカレー”。(中略)あの頃の”おふくろの味”を懐かしく感じる味わいです。』

うーん、なるほど。しかし、ここでボクはどうしても引っかかってしまうのです。

いつから「お袋」と呼ぶのか問題と、我が家のジャワカレー

そもそもボクはもう50代に突入しているのですが、これまでの人生で一度も自分の母親を「お袋」と呼んだことがありません。

世間の男性たちは、いったいどのタイミングで母親の呼び方を「お袋」へと変化させるのでしょうか。

思えば、ボクの父親は自分の母親(つまりボクにとってのおばあちゃん)を「お袋」と呼んでいました。あれはいつからそうしていたのか、今となれば存命の間に聞いておけばよかったと少し後悔しています。

さて、そんなボクにとってのリアルな「お袋のカレー」といえば、ハウス食品の「ジャワカレー」のことになります。

ウチの家でどういう理由でジャワカレーがチョイスされていたのかは定かではありません。最初はバーモントカレーの甘口から始まり、成長するにつれて親と同じ中辛カレーが食べられるようになり、ボクが家を出て自立するまでの間、我が家のカレーはずっとジャワカレーでした。

つまり、この「昭和懐カレー」がジャワカレーの味をしていない時点で、ボクにとってはこのカレーが「おふくろのカレー」になり得ることは絶対にないのです。

少しひねくれた見方になってしまいましたが、果たして味のほうはどうなのでしょうか。

昭和懐カレーのスペックと、想像を裏切らない「ザ・普通」な外見

食べる前に、基本情報を整理しておきます。

  • 商品名: 昭和懐カレー 中辛
  • 内容量: 180g
  • 販売者: 株式会社ミッション(大阪府吹田市)
  • 製造所: ベル食品工業株式会社(大阪府大阪市)
  • カロリー: 148kcal(1人前180g当たり)

販売元の株式会社ミッションは、様々なご当地カレーや企画カレーを手掛けている会社です。

製造はレトルトカレー界隈ではおなじみの老舗、ベル食品工業。このタッグなら味のベースはしっかりしているはずです。

今回は、たっぷりのお湯で湯煎し、ボクの定番である「もち麦ごはん」にかけていただきました。

お皿に出した時の印象は、一言で表すなら「カレーと聞いて普通の人が想像する、普通のカレー」です。

色味は濃すぎず薄すぎない普通の茶色。香りも普通のカレーの匂い。とろみ具合もまさに普通。奇をてらわない、王道のど真ん中を行くビジュアルでした。

実食!外食では出てこない「究極の家カレー」に驚愕

結論から言いましょう。かなりうまかったです。

レストランなどの外食では決して出てこないタイプの味。だからこそ「家のカレー」を極限まで美味しくしたような完成度なのです。

もし実家で毎回このカレーが出てきたら、その家の子どもは間違いなくカレーが一番の好物になるだろうと思えるほどの説得力がありました。

完璧なバランスと「ど真ん中の中辛」

味のディテールを細かく見ていきます。

  • 甘味と苦味: フルーツ等の甘味はほとんど感じません。その代わり、奥のほうにスパイス由来と思われるほんのりとした苦味があり、これが味に深みを与えています。
  • 酸味: 最初は割としっかりとした酸味を感じますが、食べ進めていくうちにスッと薄れていく絶妙なバランスです。
  • 辛味: パッケージの「中辛」という表示に一切の偽りなし。これ以上辛いと辛口になり、これより辛くないと中辛とは呼べない、まさに「ど真ん中の中辛」です。出だしから完璧な辛さで、そこからどんどん蓄積されていくのですが、食べ終わる頃でもしっかり中辛の範囲内に収まっています。
  • 具材: ジャガイモとニンジンが大きめにカットされてゴロゴロ入っています。ただ、牛肉の姿が見当たりません。これはもしかして「昭和のカレーは肉が少なかった」というコンセプトの現れなのでしょうか。

そして何より、塩味が程よく「ご飯にめちゃくちゃ合う」のです。

家でのカレーの醍醐味といえば、お鍋からご飯をお代わりし放題であること。このカレーは、まさに「ご飯をお代わりしたくなる」引力を持っています。

コンセプトのズレがもったいない?昭和のカレーへの疑問

大変おいしいカレーで味には何の文句もありません。ただ、名前が「昭和懐カレー」であることに関しては、少し異議を申し立てたい気持ちになります。

いわゆる昭和の人間が本当に懐かしがるカレーって、もっと「黄色いカレー」なんじゃないでしょうか?

市販の固形カレールーが普及する前、カレー粉と小麦粉を炒めて作っていたような、あの独特の黄色さと粉っぽさがあるカレーこそが、昭和のカレーの象徴だと思うのです。

このカレーは、スパイスが効いていて深みもある、非常に洗練された「茶色いカレー」です。となると、一体誰がこれを食べて「懐かしい!」となるのか。

せっかくこんなに美味しいカレーなのに、「昭和懐カレー」というコンセプトや、謎のトリックアートのせいでターゲット層がブレてしまい、手に取る人が減ってしまうのではないかと心配になります。

買った人も「美味しいけど、なんか懐かしさとは違うな」となってしまいそうで、本当に「もったいない」の一言に尽きます。

他のレトルトカレーと比較してわかること

ここで、同じように「家カレー」や「懐かしさ」を感じさせる他のレトルトカレーと比較してみましょう。

ボク個人の懐かしいカレーではないけども、昭和に生まれて昭和に生きてきた者にとっての懐かしさを感じるのは、こちらなのではないでしょうか。

こちらの商品の名前にも「昔懐かしい」が入っていますが、これこそまさにという感じがします。

おそらく懐かしさを売りにするのなら、このルックスが正しいのではないかと思います。

そしてもう一つ。

こちらは俳優の松平健さんの記憶の中になる懐かしいカレーを再現したものだそうですが、こちらは個人的に懐かしいと思うものなので、誰がなんと言おうと懐かしいカレーで間違いありません。

もしかすると、マツダらさんと同年代の方であれば、これに懐かしさをビンビンに感じるかも知れませんね。

残念ながら、ボクは松平さんよりも年下なので、このカレーには懐かしさは感じませんでした。

つまり、昭和と行っても64年もあったわけですから、一口に昭和の懐かしいカレーというのは、様々だということですね。

まとめ:コンセプトは無視してOK!味は間違いなしの逸品

「昭和懐カレー 中辛」は、パッケージのトリックアートや「おふくろの味」という少々強引なコンセプトに目をつぶれば、レトルトカレーとしてのクオリティは非常に高いです。

甘さがなく、スパイスの奥深さとど真ん中の中辛を楽しめる、ご飯泥棒なカレー。

ecoeatのような激安店で見つけたら、迷わずまとめ買いして損はないレベルの美味しさでした。スーパーやディスカウントストアで見かけた際は、ぜひその「究極の家カレー」っぷりを、ご自身のご飯(お代わり推奨!)とともに確かめてみてくださいね。

それではまた。

ありがとう!

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