元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレーはこちらでございます。


消防隊カレー
今回は『消防隊カレー』という名前からして何やら熱そうなレトルトカレーを実食してみました。
パッケージを見た時点では、「まさか燃えるように辛いのでは!?」という期待と警戒が入り混じるボク。
しかし結論から言うと、驚くほど“普通”なカレーだったのです。
見た目と香り:まさに王道、奇をてらわないルックス
色はやや黄色がかった茶色。
ドロッともシャバシャバとも言えない、ちょうど中間くらいの粘度です。
香りも特筆すべきものはなく、いい意味で“どこにでもあるカレー”といった印象。
まさに学校の給食を思い出すようなビジュアルと香りです。
味わい:ほんのり辛く、脂の甘みがアクセント
一口食べてみると、辛さはほんのり。
脂身から感じられるわずかな甘さが後を引きます。
酸味は特に感じられず、辛さ表示もパッケージの表記どおりで妥当です。
奇をてらわず、真面目に作られた味という印象を受けました。
具材:ジャガイモの存在感が主張
具材の中でひときわ目立つのは、大きめにカットされたジャガイモ。
他の具材は標準的で、特に変わった印象はありませんが、このジャガイモのサイズ感が「消防隊」らしさを演出している……ような気も、しないでもありません。
「消防隊カレー」とは? 名前に込められた意味
ボクは最初、この名前に強烈な辛さや特別なコンセプトを勝手に期待してしまいました。
しかし、調べてみると神戸市消防局が監修し、防災意識の啓発を目的として販売されているとのこと。
つまり、消防学校の食堂で出されている“普通のカレー”を忠実に再現した商品だったのです。
消費者の立場から見るこのカレーの価値
消防学校に通った経験のないボクのような一般人からすると、このカレーは「ごく普通」に感じられるかもしれません。
けれど、その“普通さ”こそが忠実な再現の証であり、現場で働く人々の食事を間接的に体験できる機会でもあると考えると、意義深い一品とも言えます。
ただ、防災を意識させたいという意図については、正直カレーを食べただけで防災のことを考える人は少ないかもしれません。
そこは「非常食にピッタリ防災カレー」など、より直接的なネーミングの工夫があっても良かったのではと思いました。
総評:普通すぎるが、それがこのカレーの本質
『消防隊カレー』は、ボクにとっては強烈なインパクトこそなかったものの、「これが現場のリアルな味なのか」と思いを巡らせるきっかけにはなりました。
味は素直で、クセがなく、万人に受け入れられるタイプのレトルトカレーです。
奇抜さを求める人には物足りないかもしれませんが、“普通の良さ”を再認識させてくれる、そんな一皿でした。
それではまた。
ありがとう!
