元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレーはこちらでございます。


ボクが食べたものとは若干名前もカレーの量も違っているようですが、同じメーカーのものですから似てるんじゃないでしょうか。
ふらの産トマトのチキンカレー
ボクにとって富良野といえば……実は何のイメージもありません。
有名なドラマ『北の国から』を観たことがないので、富良野=名作の舞台という印象もなく、このカレーを食べて初めて富良野の“味”を知ることになるのかも、という期待と不安を抱きながら実食しました。
パッケージとルーの状態:シャバシャバ系でキーマ風
封を開けて皿に盛ってみると、状態はかなりシャバシャバで、スープカレーを連想させるような液体感。
北海道発祥のスープカレー文化の影響か?と考えてみたりもしましたが、ボクとしては正直、もう少しとろみがあったほうが好みです。
見た目はほぼキーマカレー。
ゴロゴロとしたチキンではなく、細かい鶏挽き肉がメイン。
色味も相まって、まるで担々麺のミートソースを見ているような印象を受けました。
香りと味わい:強烈な酸味が主役!?
香りはやんわりとスパイシーで、トマトの甘酸っぱいニュアンスも感じられます。
そして、ひと口食べてみると、まずガツンと来るのが強めの酸味。
これがかなり前面に出てきます。
熟したトマトがたっぷり使われているのでしょう、甘みも確かにありますが、酸味のインパクトが勝っています。
その奥にほんのりと辛さも感じられ、スパイスの香りとバランスを取りにいっているのがわかります。
ただし、それでも酸味の主張が強く、トマトカレーというより「トマトを使った何か別の料理」に近づいてしまっているような印象も否めません。
具材の特徴と全体の印象
具材は鶏挽き肉がメインで、それ以外には特筆すべき食材は見当たりません。
シンプルな構成ですが、それが逆にトマトの主張を強めているのかもしれません。
ボクは酸味が効いたカレーもわりと好きなのですが、これはちょっと極端かも……。
まるでカレーというより、トマトスープにスパイスを効かせた料理のようでした。
味のバランスという点では、もう少しカレーらしさを取り戻してほしい気もします。
総評:トマトが好きな人にはアリ?カレー感はやや希薄
『ふらの産トマトのチキンカレー』は、トマトの魅力を前面に押し出したレトルトカレーです。
素材にこだわっているのは伝わってきますし、酸味と甘み、そして控えめながらスパイスの辛さが調和しようとしているのも感じます。
ただ、カレーとしての輪郭がトマトにかき消されてしまっている感は否めず、万人におすすめできるかというと少し迷うところです。
トマトが大好きな人や、酸味強めの料理が好みの人には試してみる価値がある一品ですが、「普通のカレー」を期待して手に取ると、ちょっと面食らうかもしれません。
それではまた。
ありがとう!
