元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

クリーム仕上げのチキンカレー タイ風 中辛
ボクはつい、ココナッツミルクが入っていると「これはもうタイカレー!」と即断してしまいがちですが、今回レビューするのは、あくまで「タイカレー」ではなく「タイ風」のチキンカレーです。
ここ、重要なポイントですね。
このカレーは「Curry Spésialité(カリー・スペシャリテ)」という、ハウス食品のちょっと高級路線シリーズのひとつです。
シリーズには他にも、『赤ワインソースのビーフカレー(欧風)』と『ブイヨン仕立ての豆と牛挽肉カレー(インド風)』がありましたが、今回レビューするのはボクが最もそそられた『クリーム仕上げのチキンカレー タイ風 中辛』です。
実はこのシリーズ、現在(2025年6月)ではすでに販売終了しているようです。
もしかしたら「幻のカレー」になるのかも……。
見た目はクリームシチュー?香りはしっかりスパイシー
封を切った瞬間、スパイシーな香りがふわっと立ち上がってきました。
この時点で「お、これは期待できそうだな」と思わせてくれます。
見た目はというと、まるでクリームシチューのような白っぽい色味。
けれども一口食べてみると、しっかりとタイカレー「風」の要素がありました。
ココナッツの香りが感じられますが、マイルドさの主役はどうやら生クリーム。
ココナッツミルクが控えめで、生クリームが味のベースになっているのは少し意外でした。
辛さは控えめ、でもバランスは良好
中辛とパッケージに書かれていましたが、ボクの感覚ではやや辛さ控えめ。
辛味、甘味、酸味がバランスよくまとまっていて、味のまとまりには好感が持てました。
これぞまさに「タイ風」というネーミングがぴったりの味わい。
具材はチキン、ナス、赤ピーマン、たけのこ。
どれもタイカレーでよく見かける素材ではありますが、どことなく和風な印象も漂っており、やっぱり“完全なタイカレー”とはちょっと違う感じがしました。
なぜ「タイ風」なのか?中途半端の美学?
ボクは考えました。
なぜこのカレーは「タイカレー」ではなく「タイ風」と名乗っているのか。
きっと、「タイカレー」として売るには本格的すぎず、かといって普通のチキンカレーとするには平凡すぎる。
そこで、ちょうどいい中間を狙ったのではないでしょうか。
おそらく、辛さも刺激もそこそこで「万人受け」を目指した結果、「タイ風」という中途半端な立ち位置になったのだと思います。
ただ、こうした“どっちつかず”な商品は、逆にファンを掴みにくいもの。
ボクのように一度食べて「まぁまぁだな」と思った人が、次にリピートするかというと……正直、微妙です。
まとめ:おいしいけど、記憶に残らない
このカレー、「まずくはないけど印象が薄い」。
まるで卒業アルバムの後ろの方にひっそり載ってる同級生みたいな存在です。
ココナッツと生クリームの融合はユニークですし、スパイシーさもほどよく効いている。
でも、「これは!」というインパクトに欠けているんです。
もし再販されたとしても、ボクはリピートするか悩むライン。
とはいえ、珍しい体験ができたので、食べてみたこと自体には満足しています。
それではまた。
ありがとう!
