元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレーはこちらでございます。

自由軒 トマトが香る 赤ラベルカレー 中辛
自由軒と言いますとこちらのカレーが有名かと思いますが、
こういう普通のカレーもあるのです。
カレーの箱の裏には、そのカレーが生まれた背景やエピソードが書かれていることがありますよね。
このカレーにも、しっかりとした物語が詰まっているんです。
自由軒の歴史と「赤ラベルカレー」誕生秘話
箱の裏に書かれていたエピソードを読んで、ボクは思わず「へぇ!」と声が出ちゃいました。
「名物カレー」でお馴染みの老舗、「自由軒 本店」は明治四十三年、大阪・難波に西洋料理店として創業しました。当時人気メニューだったカレーライスですが、ご飯を保温する設備がない状況で、「お客様に熱々を食べていただきたい」という強い想いから、フライパンでご飯とカレーを混ぜた「名物カレー」を考案したそうです。これがたちまち人気メニューとなりました。
その大阪・難波 自由軒が、創業100周年を迎えた2010年に、満を持してトマトベースの「新味」を開発しました。この『大阪・難波 自由軒 赤ラベルカレー』は、その「新味」に、大阪南河内の郷土料理である「あぶらかす」や、兵庫淡路産の「玉ねぎ」、さらにこだわりの「牛すじ・牛肉」をふんだんに使った、まさに贅沢なカレーなんです。
こんなエピソードを読むと、食べる前から期待値がぐんと上がってしまいますよね。
大阪の歴史ある名店が、100年の節目に新たな挑戦として生み出したカレー。
しかも、地元食材をふんだんに使った贅沢な一品。
これはもう、味わうのが楽しみで仕方ありません!
そして結論から言うと、このカレーはボクの期待に十分応えてくれる、素晴らしいカレーでした。
カレーのルックスと香りの特徴、そしてシャバシャバ感!
さあ、いよいよ実食です! まずはお皿に出してみましょう。
パッケージは真っ赤ですが、カレーそのものは全然赤くありませんね。
ごく一般的なカレーらしい、食欲をそそる茶色をしています。
見たところ、具材はキーマカレーのように、挽肉のような細かいお肉がたっぷり入っています。
ゴロンとした大きめの具材は見当たらず、全体的に細かく刻まれている印象です。
牛すじっぽいものも見られますが、こちらも大きくはありません。具材がルーと一体になっているような見た目ですね。
香りはどうでしょう? 鼻を近づけてみると、ふんわりと「酸味」を感じます。
おそらく、これがトマト由来の香りでしょう。
一般的なカレーとは一味違う、爽やかな香りが食欲をそそります。
状態は、割とシャバシャバしています。
トロみが少なく、サラサラとした質感なので、ご飯によく絡みつきそうです。
汁気の多いカレーが好きな方にはピッタリかもしれませんね。
期待を裏切らないトマトの風味とバランスの取れた味
いよいよ一口食べてみます。
口に入れた瞬間に感じるのは、ほど良い「酸味」です。
香りで感じた酸味が、味としても心地よく広がります。
酸味が苦手な方でも大丈夫なくらいの、ほんのりとした優しい酸味なので、抵抗なく食べられると思います。
これはきっと、トマトの酸味ですね。
ボクはトマトを何に入れても美味しくなると思っている派なので、このトマトの風味がカレーの美味しさをさらにブーストしてくれているように感じました。
辛さは「中辛」とありますが、ボクの感覚では甘口よりは少し辛いかな?という程度でした。
激辛を求める方には物足りないかもしれませんが、辛さが苦手な方でも安心して楽しめるレベルだと思います。
口の中に辛さが残ることもほとんどありませんでした。
このカレーには、有名な淡路産のタマネギが入っているそうなので、タマネギの甘さを期待しましたが、残念ながら甘さはそんなには感じませんでした。
ただ、ボクは甘いカレーが苦手なので、この点はむしろプラスに働きましたね。
甘さが控えめなことで、トマトの酸味や他の素材の味が引き立っているように感じます。
全体的にあっさりとした味わいのカレーではありますが、しっかりと牛肉の脂感も感じられます。
これは、こだわり抜かれた「牛すじ・牛肉」、そして大阪南河内の郷土料理である「あぶらかす」の影響かもしれませんね。
あっさりしながらも、コクと旨味をしっかりと感じられる、とてもバランスのいい味です。
これなら毎日でも食べられるんじゃないでしょうか。
飽きずに楽しめる、そんな美味しさです。
まとめ:歴史と挑戦が生み出した「毎日食べたい」贅沢カレー!
今回の『自由軒 トマトが香る 赤ラベルカレー 中辛』のレビュー、いかがでしたでしょうか?
ボクは正直、このカレーにすっかり魅了されました。自由軒100周年の挑戦として生まれたこの「新味」は、まさに期待を裏切らない逸品でした。
ほど良いトマトの酸味、あっさりしながらも牛肉のコクを感じるバランスの取れた味わい、そして具材の牛すじや牛肉、あぶらかす、淡路玉ねぎといった贅沢な素材が溶け込んだ奥深さ。
シャバシャバのルーはご飯によく絡み、食欲をそそります。
「あっさりとしたトマトカレーが好き!」「バランスの良いレトルトカレーを探している」「老舗の新しい挑戦を味わってみたい」という方には、ぜひ一度試してほしいカレーです。
きっと、あなたもこの『自由軒 トマトが香る 赤ラベルカレー 中辛』のファンになるはずですよ!
それではまた。
ありがとう!
