元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。


マツケンカレー
今回のカレー、箱の写真をご覧になるとおわかりなるかと思いますが、「レトルト版」とわざわざ明記されています。
つまりは『マツケンカレー』には別の形態も存在するのでしょうか。
そんな小さな疑問を抱きながら、ボクはこのカレーのパッケージを手に取りました。
※別の形は歌だったんですが、ボクはその存在を知りませんでした。
パッケージと香り:黄色いカレーの正体とは
まず目を引くのは、そのパッケージに映った鮮やかな黄色のカレー。
実際に温めてみても、写真通りの色合いでした。
香りはごく普通のカレー。
クセもなく、誰もが「知ってるカレーだ」と思える香りです。
パッケージの裏側には、俳優の松平健さんからのメッセージが掲載されています。
内容はこうです:
あの頃、食べた黄色いカレー。幼き頃母親が作ってくれたカレーを昭和37年発売のロングセラー「マースカレー」を元に再現しました。じゃがいも、にんじんはゴロゴロと、どこか懐かしい中辛味に。仕上げにご家庭で、ソースをひとかけするのもお薦めの食べ方です。私の歌っている「マツケンカレー」も是非お聞きください。
歌の宣伝までしっかり忘れないあたり、さすがです。
※このような歌を出しておられます。
実食レビュー:味わいと具材の印象
さて、実際に食べてみた感想です。
まず、具材について。「ゴロゴロ」と謳われていたじゃがいもやにんじんは、確かに見えるには見えますが、溶けてしまったのか、それほどの存在感はありませんでした。
ただ、大きめの具が2〜3個確認できたので、完全に虚偽というわけではなさそうです。
味はというと、非常にマイルド。
口当たりはとろっとしていて優しく、どこか懐かしい家庭的な味わいがあります。
後味でピリッとした刺激もありますが、「中辛」と言うにはやや控えめかもしれません。
甘味は控えめで、野菜や肉からにじみ出たナチュラルな甘さがほんのりと感じられます。
酸味はほとんどなく、全体としては落ち着いた味わい。
肉は脂身の少ないパサパサ系で、ボク個人としては好印象でした。
ジャガイモはホクホク感がしっかり残っていて美味しかったです。
昭和レトロの再現は成功か?
「昭和37年の懐かしい味」と言われても、ボクにはピンと来ませんでした。
※ボクは昭和47年生まれなので。
その時代を知らないボクにはノスタルジーは感じられないのですが、逆に期待値が低かったぶん、思ったよりも美味しく感じたのかもしれません。
派手さやスパイシーさ、個性ある香りなどはありませんが、それがこのカレーのコンセプトからするとむしろ正解。
ご飯がどんどん進む系のカレーで、万人に受け入れられる味わいだと思います。
総評:安心感のあるレトルトカレー
酸味や香りに欠ける点は人によっては物足りないかもしれませんが、ボクには特にマイナス要素とは感じられませんでした。
むしろ、ご飯にぴったり合う安心感のある味。
昭和レトロのエッセンスをしっかり詰め込んだ、良い意味で“普通にウマい”レトルトカレーでした。
レトルトでここまでバランス良く、クセのない味に仕上げている点は、正直ちょっと驚きです。
懐かしい味を知らない世代にも、安心しておすすめできる一品です。
それではまた。
ありがとう!
