元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレーはこちらでございます。


神戸牛カレー 一頭買い
ボクはレトルトカレーを食べるたびに、どんな意図でこの商品が作られたのかを考えてしまいます。今回レビューする『神戸牛カレー 一頭買い』は、その名の通り「神戸牛」を使用した高級志向のレトルトカレーです。
パッケージには次のような説明があります:
この商品は、神戸肉の格付基準に合格した一頭分の枝肉を買い付け、
精肉された神戸牛を使用しております。
個体識別番号は、ホームページよりご確認していただくことができます。
ちなみにそれはココ→個体識別番号の確認
個体識別番号は確認せず…でも味がすべて
正直なところ、ボクは「個体識別番号で確認できます」と書かれていても、そこまでして調べようとは思いませんでした。
実際にチラッと公式サイトを見てみたのですが、どこをどう確認すれば良いかが分かりづらく、すぐに面倒になってしまいました。
でも、そんなことはどうでもいいのです。
大事なのは、カレーとして美味しいかどうか。それに尽きます。
見た目と香り:黒めのルーに期待が高まる
封を切ってお皿に移すと、ルーの色は黒っぽく、コクのある味を予感させるビジュアルです。
個人的に黒いカレーには旨みが詰まっているイメージがあるので、見た目からしてかなり期待してしまいました。
香りもスパイスの香ばしさが感じられ、食欲をそそられます。
味のバランス:ビーフのコクと脂の甘み
ひと口食べてみて感じたのは、「おっ、しっかり辛いな」ということ。
辛さの表記は「中辛と辛口の間」となっていましたが、たしかにその通り。
ピリッとした辛さが舌に残りますが、しつこさはありません。
そして、ほんのりとした酸味が後味に残ります。
ボクとしては、もう少し酸味が前面に出ていたほうが好みですが、これはこれでアリです。
最大の特徴は、やはりビーフのコク。
さすが神戸牛と謳っているだけあり、脂身の甘さが際立っていました。
脂の部分が多めなのですが、しつこくなく、むしろその甘みが辛さとのバランスを取っていて、とても食べやすかったです。
具材の存在感:少数精鋭の肉勝負
具材の量は控えめですが、そのぶん一つひとつの肉が大きく、存在感があります。
特に脂身の多い部分は、口に入れた瞬間にじゅわっと旨味が広がり、まさにご褒美のような一口でした。
ただし、ゴロゴロと野菜が入っているタイプのカレーを期待すると、ちょっと物足りなさを感じるかもしれません。あくまでも「肉を味わう」ためのカレーです。
総評:神戸牛の名に恥じない満足感
全体的に見ると、この『神戸牛カレー 一頭買い』は「肉を楽しむ」ためのレトルトカレーでした。
スパイスの効いたルー、ビーフの深いコク、脂身の甘さ、そのすべてが調和していて、高級感のある味わいに仕上がっています。
もちろん、気になる点がないわけではありません。
たとえば、酸味のバランスや具材の量など、細かく見れば好みが分かれる部分はあるでしょう。
でも、「レトルトでここまでやるか」と思わせてくれるのは間違いありません。
肉好き、特に牛肉の旨みを求める人には、一度は試してみて欲しい一品です。
※見た目は全然違いますが、同じカレーだそうです。
それではまた。
ありがとう!
