元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回はこちらのカレーを食べた時の話です。

阿波赤鶏のチキンカレー カレー デ スカイ 辛口
飛行機に乗る機会がほとんどないボクにとって、「機内食」は特別な響きを持つ、いわば憧れの食事です。
雲の上でしか食べられない、あの非日常感。
多くの人が体験するそのワンシーンが、ボクにとっては遠い世界の話でした。
しかし、そんなボクの夢をいとも簡単に叶えてくれる存在があります。
それがレトルトカレーです。
今回ご紹介する『阿波赤鶏のチキンカレー カレー デ スカイ 辛口』は、JALの機内食として提供されていた本格派。
地上にいながら、あの憧れの味を楽しめるのです。
この記事では、飛行機好き、カレー好きのボクが、その魅力を徹底的にレビューします。
そもそも「カレー デ スカイ」とは?
「カレー デ スカイ」は、JAL(日本航空)と大塚食品がタッグを組んで開発した、本格的なレトルトカレーシリーズです。
もともとはJALの国際線ラウンジや機内食で提供されていたもので、「空の上の味を、ご家庭で」をコンセプトに商品化されました。
わざわざ空港に行かなくても、近所のスーパーやオンラインストアで手軽に購入できるのが嬉しいポイント。
まさに、日常と非日常をつなぐ架け橋のようなカレーです。
商品の基本情報
ボクが今回いただいた「阿波赤鶏のチキンカレー」の基本情報は以下の通りです。
(※注:ボクが食べたのはリニューアル前の古いモデルのため、現在の情報と異なる場合があります)
内容量:180g
特徴:JAL SELECTION、徳島産「阿波赤鶏」使用
販売者:株式会社 JALUX
製造者:大塚食品株式会社
公式サイトJALショッピング(現行品の情報)
リニューアルを重ねる人気シリーズ
この「カレー デ スカイ」シリーズは、長年にわたりファンに愛され、何度かリニューアルを重ねています。
ボクが今回レビューするのは少し前のバージョンになりますが、その普遍的な美味しさの根源をお伝えできればと思います。
現行品との違いを想像しながら読むのも、また一興かもしれません。
【独自視点】実際に食べてみた正直な感想
いよいよ実食です。
憧れの機内食カレーは、ボクの舌をどう楽しませてくれるのでしょうか。
野菜の甘みと、裏切りのスパイシーさ
一口食べて、まず驚いたのは野菜の存在感です。
ルーの中には、溶け込んだ野菜の自然な甘みがたっぷりと感じられます。
「これは、野菜の甘みが主役の優しいカレーなのかな?」
そう思った矢先、ピリッとした本格的な辛さが追いかけてきました。
さすが「辛口」を名乗るだけあります。
野菜の甘みをしっかりとした土台にしつつ、その上にスパイシーな辛さが華麗に舞う。
この甘さと辛さの絶妙なバランスが、味わいに深い奥行きを与えています。
ただ辛いだけじゃない、計算され尽くした大人の辛口カレーです。
「生クリームを加えるとマイルドに」という優しさの謎
パッケージの裏面には、「生クリームを加えると、マイルドな辛さになります」という一文が。
なるほど、辛さが苦手な人への救済措置ですね。
でも、少し考えてみてください。
辛いものが苦手な人が、わざわざ「辛口」を選ぶでしょうか?
きっとこれは、「辛口に挑戦したけど、思ったより辛くて食べきれないかも…!」という人のための、JALらしい細やかなホスピタリティなのでしょう。
ボクの家の冷蔵庫に生クリームは常備されていないため、今回はストレートでその辛さを堪能しました。
辛いもの好きのボクとしては、大満足の辛さでした。
主役のはずの「阿波赤鶏」が、まさかの…
この商品のパッケージには、「阿波赤鶏」というブランド鶏の名前が大きく記されています。
ヘルシーで、鶏本来の旨味をしっかりと感じられるのが特徴とのこと。
間違いなく、このカレーの最大の“売り”のはずです。
しかし、正直に告白します。ボクの鈍感な舌では、普段食べている鶏肉との明確な違いを感じ取れませんでした。
もちろん、鶏肉がゴロゴロと入っており、食感も良いのですが、それ以上に野菜のインパクトが強すぎたのです。
作り手の「阿波赤鶏を味わってほしい!」という意図とは裏腹に、ボクの心は完全に野菜に奪われてしまいました。これは嬉しい誤算と言うべきでしょうか。
「阿波赤鶏」の正体は、あのダジャレ鶏だった?
食べ終わった後、ひとつの疑問が頭をもたげました。
「そもそも、阿波赤鶏ってどんな鶏なんだろう?」
気になって調べてみたのですが、実は「阿波赤鶏」という名称のブランド鶏は、現在ではほとんど情報が見つかりません。
その代わりによくヒットするのが、徳島県の有名な地鶏「阿波尾鶏(あわおどり)」です。
徳島名物の「阿波踊り」と、鶏の「尾」をかけた、見事なネーミングセンスですよね。
ボクが食べたカレーが製造された当時は「阿波赤鶏」という名称だったのか、それとも元々「阿波尾鶏」だったのか。
今となっては定かではありません。
しかし、このネーミング会議がきっと楽しいものだっただろうと想像すると、なんだか微笑ましい気持ちになります。
このカレーは、こんな人におすすめしたい!
「カレー デ スカイ」は、多くの人の心に刺さる魅力を持っています。
- 機内食に憧れを持つ人:ボクのように、飛行機に乗らずとも自宅でJALの味を楽しめます。
- 野菜がゴロゴロ入ったカレーが好きな人:野菜の自然な甘みとスパイスの融合を楽しめます。
- 本格的な辛口カレーを求める人:甘さでごまかさない、しっかりとした辛さに満足できるはずです。
- ブランド鶏に興味がある人:「阿波尾鶏」のルーツに思いを馳せながら食べるのも一興です。
- JALファン・飛行機好きの人:JALブランドというだけで、テンションが上がること間違いなしです。
比較・他の選択肢
「カレー デ スカイ」が気になったあなたへ、他のチキンカレーもご紹介します。
カレーで旅行気分
まずは本場のカレーの感覚でいただけるチキンカレーです。
『えいこく屋 インド料理店のすぐ食べられる素朴な本場のカレー』です。
今回のカレーでは飛行機に乗ったような気持ちになれます?が、こちらは旅行先の気分になれます。
そしてこちらは、
そしてこちらはパキスタン風のチキンカレーの『パキスタン風チキンカリー』です。
レトルトカレーを食べられれば世界中旅ができます。
徳島つながり
さらに徳島県のご当地カレーといえば
今回ご紹介いたしましたレトルトカレー阿波赤鶏というものを使用していますが、こちらは阿波すだち鶏というものが使用されています。
阿波すだち鶏
阿波すだち鶏は、徳島県の吉野川流域の豊かな自然環境で育てられる特別飼育鶏です。全期間を通して抗生物質や抗菌剤を使わず、徳島特産のすだちの果皮を配合した飼料を与え、ストレスの少ない平飼い方式で健康を重視して飼育されています。
徳島県にはブランド鶏の生産が盛んなんですね。
まとめ:地上で味わう、空への想い
『阿波赤鶏のチキンカレー カレー デ スカイ 辛口』を食べてみて、ボクが感じたのは「日常と非日常が交差する、小さな贅沢」でした。
- 良かった点
- 憧れの機内食を自宅で体験できる特別感
- 野菜の甘みと本格スパイスが織りなす深い味わい
- 辛口好きも納得の、しっかりとした辛さ
- JALブランドという揺るぎない信頼とプレミアム感
- 少し気になった点
- 主役のはずの「阿波赤鶏」の印象が野菜に負けていた
このカレーは、単に空腹を満たすためだけのものではありません。
パッケージを開け、お皿に盛り付け、スプーンを口に運ぶ。
その一連の行為が、遠い空への旅へと心を誘ってくれるのです。
いつか本物の長距離フライトで、雲を眺めながら機内食を味わう日を夢見て。
それまでは、この「空飛ぶカレー」で旅気分を味わうことにします。
もしあなたがスーパーやオンラインストアで「カレー デ スカイ」の文字を見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。ビーフやキーマ、グリーンカレーなど、他の味も試してみたくなりますよ。
あなたの食卓が、一瞬だけ空の上のレストランに変わる。そんな素敵な体験が待っています。
それではまた。
ありがとう!