元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回食べたカレーはこちらでございます。

横濱フレンチカレー
今回のレトルトカレーは『横濱カレーミュージアム』のものです。
横濱カレーミュージアム(よこはまカレーミュージアム)は、神奈川県横浜市中区伊勢佐木町1丁目2番地3にあったフードテーマパーク。2001年1月26日にオープンし、2007年3月31日に閉館した。略称はYCMまたはカレミュー。所有・運営は株式会社マタハリー。
横浜にカレーミュージアムというのが、あったんです。
ボクはその存在を知らなかったのですが、なくなる前に一度ぐらいは行ってみたかったです。
「フレンチカレー」とは何か?箱の裏の解説に迫る
今回のレトルトカレーは、その横濱カレーミュージアムが、「フレンチシェフとともに、ソースのコクにこだわって作ったフレンチカレー」なんだそうです。
フレンチカレーって、一体何なんだろう?ボクにはあまり馴染みがありません。
箱の裏には、その説明がこんな風に書かれていました。
『フレンチで使われるデュクセルソースとフォン・ド・ボライユをベースに、バターと赤ワインで仕上げた、ソースのコクにこだわったカレー』がフレンチカレーなんですな。
…正直なところ、「なんのこっちゃさっぱり分かりません」でした。
デュクセルソースとか、フォン・ド・ボライユとか、普段料理をしないボクには未知の言葉が並んでいます。
いかにも本格的で、手間暇かかっているんだろうな、というのは伝わってきますね。
しかし、たくさんのこだわりが書かれているにもかかわらず、ボクの好奇心はむしろ「実際に食べてみて、その違いが分かるのか?」という方向に向かっていきました。
フランス料理には全く縁のない男であるボクにも、その「ソースのコク」が理解できるのか。
さっそく、その実力を探っていきましょう。
カレーの見た目と香り、そして味のファーストインプレッション
さあ、いよいよ実食です。
まずはお皿に盛り付けてみましょう。
ルーの色は、ごく一般的なカレーの色をしています。
特に変わった色ではありません。
香りは、特別に個性が際立つ感じではなく、ごく普通のカレーらしい香りがしました。
フレンチ特有の芳醇な香り、というものは、残念ながらあまり感じられませんでしたね。
状態は、ドロッとしすぎず、かといってシャバシャバでもない、ちょうど良い粘度でした。
ご飯によく絡みつきそうな質感です。
いよいよ一口食べてみます。
正直なところ、最初に感じたのは「取り立てて何も言うべきこともない、ごく普通のレトルトカレー」という印象でした。
たくさんのこだわりが書かれていたので、かなり期待していた分、「がっくり」というのが正直な気持ちでしたね。
「コク」の正体と辛さのバランス
箱には「ソースのコクにこだわった」とありましたが、ボクにはどの辺がコクなのか、正直よく分かりませんでした。
もしかしたら、フランス料理に精通している人や、普段から本格的なフレンチを食べている人には、理解しがたい「コク」というものがあるのかもしれません。
しかし、ボクのような一般の味覚の持ち主には、そのこだわりが明確には伝わってきませんでした。
辛さは、特に「辛口」という表記はありませんでしたが、ボクの感覚ではごく普通の辛口といった感じでした。
ピリッとした辛さはありますが、刺激が強すぎるわけではなく、一般的な辛口カレーとして楽しめるレベルだと思います。
辛さが苦手な方には少し辛く感じるかもしれませんが、辛さの中に特筆すべき特徴があるわけではありませんでした。
具材についても、特にこれといった印象はありません。
ルーの中に細かく溶け込んでいるような感じで、存在感は控えめでした。
まとめ:幻の「フレンチカレー」の評価は?
今回の『横濱フレンチカレー』のレビュー、いかがでしたでしょうか。
かつて横浜にあったカレーミュージアムの名を冠し、「フレンチシェフのこだわり」を前面に出したカレーということで、ボクの期待はかなり高まっていました。
しかし、実際に食べてみると、その期待を上回るほどの明確な個性や感動は、残念ながら得られませんでした。
もちろん、カレーとして普通に美味しく食べられることは間違いありません。
変なクセもなく、万人受けするような、親しみやすい味わいです。
ただ、パッケージに書かれた「フレンチ」「デュクセルソース」「フォン・ド・ボライユ」「ソースのコク」といったキーワードから連想されるような、特別な風味や深みは、ボクの味覚では捉えきることができませんでした。
もしかしたら、ボクの味覚がフランス料理に慣れていないせいかもしれませんね。
しかし、もしあなたが「フレンチカレーってどんな味だろう?」と純粋な興味を持っているなら、一度試してみる価値はあるかもしれません。
そして、ぜひ、あなたが感じた「コク」について、ボクに教えてほしいです。
それではまた。
ありがとう!
