元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。



陳静監修 豚バラ軟骨 淡路玉ねぎ 欧風咖喱
カレー好きを自負するボクの目に、とんでもない商品が飛び込んできました。
その名も『陳静監修 豚バラ軟骨 淡路玉ねぎ 欧風咖喱』
箱の裏には、凛とした表情の女性の写真。
この方こそ、監修者である陳静(ちんせい)さんです。
興味深い経歴の持ち主でございます。
監修者:陳静とは?
【プロフィール】
- 陳静武術太極拳協会 会長
- 陳静カンフーOSAKA 代表
- 日本オリンピック委員会 強化スタッフ
- 中華人民共和国体育運動栄誉賞受賞
- 中華人民共和国河南省国際太極拳
- 文化伝播大使
- 北京オリンピック 聖火ランナー
- 中国河南省華僑連合会 海外顧問
- 株式会社 静翠代表取締役
- 陳静カンフーアカデミー代表
ここまででもなんかすごい人であることがわかりますが、さらに
【経歴】
- 中国・河南省生まれ。
- 鄭州大学体育学部卒業。
- 12歳で、河南省体育工作大隊武術隊入隊。
- プロ武術家として武の道を歩む。
- 主な成績:1989年~8年間中国全国大会優勝。
- 1997年第4回世界武術選手権大会優勝。
- 1997年12月中華人民共和国体育栄誉賞受賞。
- 選手兼コーチとして活躍する一方、女優として映画・テレビ等に出演。
- 来日後、日本オリンピック委員会強化スタッフ、日本武術太極拳連盟強化コーチなどを歴任。
- 2008年には北京オリンピック聖火ランナーを務め、2009年、中華人民共和国河南省より「国際太極拳文化伝播大使」に任命。
- 陳静武術太極拳協会 会長。「以武会友」、健身・修身を中心に、中国武術文化普及に勤しむ。
只者ではないことがわかるってもんですね。
ここまで監修者の情報がしっかり書かれているレトルトカレーは今までありませんでした。
「武術の達人が作るカレーって、一体どんな味がするんだろう?」
この素朴な疑問と強烈な好奇心に突き動かされ、思わず購入してしまいました。
欧風カレーでありながら、どこか中華の雰囲気も漂わせるこの一皿。
ボクたちの世代にとっては、カレーといえば家庭の味か、インドカレーかの二択が多かったですが、最近は本当に多様なカレーが楽しめますよね。
今回は、そんな異色のコラボレーションが生んだ一杯を、忖度なしでじっくりと味わっていきます。
『陳静監修 欧風咖喱』とは?基本情報をチェック
まずは、このカレーがどのような商品なのか、基本情報を見ていきましょう。
- 内容量:200g
- 原材料名:豚軟骨(国産)、ソデーオニオン、小麦粉、デミグラスソースベース、チキンエキス、砂糖、食用油脂(牛脂)」カレー粉、バター・リンゴピューレー、チャツネ、ビーフエキス、花椒油、トマトケチャップ、おろしにんにく、醤油、パイン果汁、食塩、おるししょうが、クミン、ガラムマサラ、コリアンダー、酵母エキス、カルダモン、赤唐辛子/カラメル色素、(一部に小麦・乳成分・牛肉・豚肉・鶏肉・大豆・りんごを含む)
- 販売者:株式会社静翠 大阪市中央区大手前1丁目6-4はなビル9F
- 製造所:株式会社キャニオンスパイス 大阪府泉南市りんくう南浜2-17
キャニオンスパイスさんは、レトルトカレー好きなら一度は耳にしたことがあるかもしれません。「こどものためのカレールウ。」シリーズなど、素材にこだわった商品を数多く生み出している、大阪が誇る実力派メーカーです。この時点で、味への期待値がグッと高まりますね。
いざ実食!五感で味わう本格レビュー
今回は、シンプルにそのものの味を確かめるため、オートミールと合わせていただくことにしました。
温めたパウチを開封した瞬間から、レビューは始まります。
見た目と香り:濃厚な欧風ソースと鼻を抜ける刺激的なスパイス
お皿に広がるカレーは、じっくりと煮込まれたデミグラスソースを彷彿とさせる、非常に濃い茶色。
見るからに味が濃そうで、食欲をそそります。ルーの粘度は、ドロっとし過ぎず、かといってサラサラでもない、まさに王道の欧風カレーといった佇まいです。
そして、香り。
これがまた個性的です。
バターやソテーオニオンの甘く芳醇な香りがベースにありつつ、その奥からクミンやコリアンダーといったスパイスの香りが顔を出します。
しかし、それだけではありません。
明らかに日本のカレーとは一線を画す、爽やかで、それでいて少し痺れるような独特の香りが鼻を抜けていくのです。
原材料を見て納得、これは「花椒(ホアジャオ)」ですね。
この時点で、ただの欧風カレーではないことを確信しました。
味と食感:甘みとコクの後に訪れる、衝撃的な「麻(マー)」の辛さ
いよいよ、一口いただきます。
スプーンを口に運んだ瞬間、まず感じるのは淡路玉ねぎとフルーツ由来であろう、深くまろやかな甘みとコク。欧風カレーらしい、誰もが好きなリッチな味わいです。
「お、これは美味しいぞ!」
そう思ったのも束の間、次の瞬間には衝撃が走ります。
舌の奥から、じわじわと、しかしはっきりと痺れが広がっていくのです。
これぞまさしく、花椒がもたらす「麻(マー)」の辛さ。
本格的な麻婆豆腐を食べた時に感じる、あの痺れです。
一般的な唐辛子の燃えるような辛さ「辣(ラー)」とは全く異質。
この痺れる辛さが、一口、また一口と食べ進めるごとにどんどん蓄積されていきます。
最初に感じた甘みはどこへやら、舌の上は完全に花椒の独壇場。
これは、辛いものが苦手な方には、少し厳しい戦いになるかもしれません。
主役の具材:トロットロに煮込まれた絶品豚バラ軟骨
このカレーのもう一つの主役が、ゴロっと大ぶりな「豚バラ軟骨」です。
これが3つも入っているのは嬉しいポイント。
長時間煮込まれているのでしょう、お肉はスプーンでホロリと崩れるほどの柔らかさ。
軟骨部分はコラーゲンの塊と化し、プルプル、トロトロの食感に変化しています。
噛むほどに豚肉の旨味と脂の甘みがジュワッと溢れ出し、痺れた口の中を優しく癒してくれるかのようです。
この豚バラ軟骨のクオリティは非常に高く、これだけでもご飯が何杯もいけてしまいそうなほど。
痺れるルーとの対比が、実に見事なアクセントになっています。
このカレー、どんな人におすすめ?
ボクの正直な感想をまとめると、この『陳静監修 欧風咖喱』は、かなり人を選ぶカレーだと言えます。その上で、以下のような方には、ぜひ一度試してみてほしい逸品です。
- 本格的な麻婆豆腐の「痺れる辛さ」が好きな方
- いつものカレーにマンネリを感じ、強い刺激を求めている方
- トロトロに煮込まれた豚の角煮や軟骨に目がない方
- 中華と欧風カレーの意外なマリアージュを体験してみたい冒険心旺盛な方
休日のランチに気合を入れたい時や、ビールやハイボール片手にガツンと刺激的なディナーを楽しみたい時にぴったりではないでしょうか。
白米はもちろん、うどんと絡めて「カレーうどん」にしても、この痺れる辛さは相性抜群だと思います。
その他の辛いレトルトカレー、中華風レトルトカレー
辛さにもいろいろありまして、こちらは唐辛子的な辛さです。
大体の激辛のカレーは唐辛子方向ですね。
また中華風のレトルトカレーといいますと、
こちらもカンフー絡みでしたね。
わかりやすく中華風を表現するとこうなるんですかね?
唯一無二の「痺れ」体験!食べて良かったと思える衝撃の一皿
今回いただいた『陳静監修 豚バラ軟骨 淡路玉ねぎ 欧風咖喱』
正直に言うと、ボク個人としては「花椒がもう少し控えめだったら、もっと豚軟骨とルーのコクを純粋に楽しめたかも…」と感じる部分もありました。
しかし、これは決してネガティブな意味ではありません。
むしろ、これほどまでに監修者のこだわりと個性が爆発したレトルトカレーは稀有です。
「武術の達人が作るならば、中途半端なものではなく、食べる者に衝撃を与える一撃を」
そんな陳静さんの声が聞こえてくるかのような、強烈なインパクトを持ったカレーでした。
トロットロの豚バラ軟骨という「柔」の魅力と、花椒の痺れる辛さという「剛」の魅力。
その二つが融合した時、あなたのカレー史に新たな1ページが刻まれることは間違いありません。
辛さの好みは分かれるかもしれませんが、「食べて良かった」と心から思える、忘れられない食体験がここにあります。
気になった方は、ぜひ下のリンクからチェックしてみてください。
この痺れる辛さの向こう側にある旨味を、あなたも体験してみませんか?
それではまた。
ありがとう!
