元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。


沖縄の食卓シリーズ SPAMカレー 中辛
今回レビューするのは『沖縄の食卓シリーズ SPAMカレー 中辛』というレトルトカレーです。
「沖縄の食卓シリーズ」と銘打たれているわりには、調べたところこのSPAMカレーしか見当たりませんでした。
他のラインナップが出てくるのは、これからなのかも知れませんね。
スパム愛が止まらないボクの期待
そもそもボクはスパムが大好きで、コストコでよくまとめ買いするほどのヘビーユーザーです。
減塩タイプでも十分に塩気が効いていて、ご飯との相性は抜群。
さらに、沖縄料理も大好物なのですが、実は沖縄にはまだ一度も行ったことがありません。
幸いなことに、自宅の近所に沖縄料理屋さんがありまして、そちらで何度もおいしい思いをしています。
店の雰囲気も、料理も、接客も心地よく、沖縄には良いイメージしかありません。
そんな背景もあって、沖縄とスパムという二大好物が合体したこのレトルトカレーには、自然と期待値が上がってしまいます。
外見は“普通”、香りも“普通”…?
実際に温めて開封してみると、まず見た目は完全に一般的なレトルトカレーそのもの。
色合い、粘度、香りなど、特別沖縄らしさを感じるポイントはありませんでした。
「沖縄らしさって何だ?」と自問してみたものの、明確な答えは出ません。
しいて言えば、通常カレーに入っている肉がスパムに差し替えられているところが、唯一の沖縄要素といったところでしょうか。
でも考えてみると、これこそが沖縄っぽさの真髄なのかも知れません。
日常にスパムが溶け込んでいる、それが沖縄のリアルなんでしょう。
味はどうか?スパイシーで酸味も効いてるけど…
一口食べてみると、カレー自体は滑らかでまろやか。
辛さはほとんど感じませんが、香りはしっかりスパイシーで、鼻に抜けるスパイス感はレトルトとは思えないほどのクオリティです。
酸味もほどよく効いていて、意外とさっぱりとした後味に仕上がっています。
ただし、最大の期待ポイントであったスパムに関しては、正直ガッカリしました。
パッケージ写真では存在感たっぷりのスパムがドンと構えているのに、実際の中身はかなり小さめ。
さらに、塩気が完全に抜けきってしまっていて、あのジャンク感満載の“スパムらしさ”がまるで感じられないのです。
スパムらしさゼロ問題
スパムといえば、塩分の暴力的なまでの強さが魅力だったはずです。
しかし、このカレーに入っているスパムは、妙におとなしい。
やさしい味付けの中で埋もれてしまい、「あれ?これ何の肉だったっけ?」と感じるレベルでした。
具材のサイズも小さめで、食べごたえには欠けます。
ボクとしては、むしろ市販のボンカレーに自前のスパムをカットして後乗せしたほうが、スパムの良さを活かせるような気がしてなりません。
総評:ほんのり沖縄風味、でもパンチ不足
『SPAMカレー 中辛』は、スパムと沖縄というキーワードにワクワクしたボクのような人間にとっては、ちょっと物足りない仕上がりでした。
レトルトカレーとしての出来は悪くないし、スパイスの香りや酸味のバランスは優秀です。
でも、「スパム推し」を看板にするのであれば、もう少しインパクトのある演出が欲しかったところ。
ただ、これはこれで「ほんのり沖縄」を感じさせてくれるユニークな一品でもあります。
刺激は弱めなので、小さなお子さんや辛いものが苦手な方にもおすすめできるレベルです。
それではまた。
ありがとう!
