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【ご当地カレー】【キーマカレー】サービスエリアで運命の出会い!一条もんこ監修「佐渡汽船カレー」が個性的す

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー1
佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー2
佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー3

佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー 辛口

新潟へ向かう長い道のり、その途中で立ち寄ったサービスエリアで、ボクは運命的な出会いを果たしました。

ずらりと並ぶご当地レトルトカレーの中で、ひときわ異彩を放っていたのが『佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー』です。

目に飛び込んできたのは、カレー・スパイス料理研究家としてメディアでもよくお見かけする一条もんこさんのお名前。

実は、このブログやSNSでカレーについて発信していると、一条さんの情報は嫌でも耳に入ってきます。

その美しいお姿と、カレーへの情熱は強く印象に残っていました。

正直なところ、一条さんのことを「カレーが好きな美しい人」という認識でしかありませんでした。

だからこそ、このカレーを見つけた時、「一条もんこさんの実力を知る絶好の機会だ!」と直感したのです。

これはもう、食べるしかない。期待と少しの不安を胸に、ボクはそのカレーを手に取りました。

『佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー』とは?

まずは、このカレーの基本情報から見ていきましょう。

概要

このカレーは、「新潟をカレー県に!」という熱い想いを掲げたプロジェクトの第一弾として開発されました。

もともとは佐渡汽船のカーフェリー内でしか食べられない限定メニューだったものを、多くの声に応えてレトルト化したものです。

監修は、新潟県出身のカレー・スパイス料理研究家、一条もんこさん。

レシピや商品の開発、メディア出演など幅広く活躍されています。

基本情報

  • 内容量:150g
  • 原材料名:鶏肉(国産)、いか、玉ねぎ、トマトピューレー、発酵乳、食用調合油、がらスープ、いかエキス、バター、カレー粉、クミン、おろしにんにく、おろししょうが、しょうゆ、コリアンダー、ガラムマサラ、カルダモン、食塩、シナモン、ブラックペッパー、クローブ/調味料(アミノ酸)、(一部に乳成分・小麦・いか・大豆・鶏肉・豚肉・ゼラチンを含む)
  • 販売者:合同会社36チャンバーズ・オブ・スパイス
  • 製造所:株式会社フードサービス

佐渡産のイカを一部使用し、隠し味にイカの肝を加えることで、濃厚な旨味と香りを引き出しているのが最大の特徴です。

ご当地レトルトカレーとしては珍しい、本格的な辛口スパイスカレーに仕上げられています。

正直レビュー!磯の香りとスパイスの二重奏

いよいよ実食です。

パッケージを開け、お皿に広げた瞬間の第一印象から、味わいの変化までを正直にお伝えします。

見た目と香り

色は、スパイスカレーらしい明るめの茶色。

粘度はキーマカレーとしてはやや緩めで、シャバシャバとした印象です。

そして、香りが非常に特徴的。

パッケージには「本格的なスパイスによってさらに引き出した」とありますが、湯煎している時から感じたのは、強烈な磯の香りでした。

イカそのもの、あるいはイカの肝から来るであろう独特の海の香りが、スパイスの香りよりも前面に出てきます。

正直、この時点では食欲をそそられる、というよりは「おっ、これは個性的だな」という驚きの方が大きかったです。

複雑に変化する味わい

しかし、このカレーの真価は口に入れてから発揮されます。

あれほど強く感じた磯の香りが、口に含んだ瞬間にすっと姿を消し、本格的なスパイスカレーの風味が顔を出すのです。これは面白い体験でした。

味わいの構成は以下の通りです。

  1. 第一印象:塩味は控えめ。まずトマトピューレや発酵乳由来の柔らかな酸味がやってきます。
  2. 中盤:クミンやコリアンダーといったスパイスの風味が広がり、ほんのりとした苦味が味に奥行きを与えます。
  3. 後味:ブラックペッパーやガラムマサラの辛さが、じわじわと口の中に広がります。最初はどの味も弱めに感じますが、食べ進めるうちに辛さが蓄積されていき、最終的には商品名の通り「辛口」に着地する見事な設計です。

具材は国産の鶏ひき肉がベースのキーマで、時折現れるイカのプリっとした食感が良いアクセントになっています。

ただ、あくまで主役は鶏キーマで、イカは食感と風味のアクセント、という印象でした。

おすすめポイントはここ!

独特の個性を持つこのカレー。

ボクなりのおすすめポイントをまとめてみました。

こんな人に刺さる!

  • シーフードカレー好き、特に磯の香りが好きな人:ボクは少し苦手でしたが、この香りがないと物足りない!という方にはたまらないはずです。
  • 本格的なスパイスカレーを求める人:ご当地カレーと侮ってはいけません。スパイスの使い方は非常に巧みで、複雑な味わいの変化を楽しめます。
  • 珍しいカレーを探している冒険家:「他にはない一杯」を求めるカレー好きの方なら、試す価値は十分にあります。
  • 新潟や佐渡に想い入れのある人:佐渡への船旅に想いを馳せながら食べれば、美味しさは倍増するでしょう。

トッピングで完成度が上がる!

このカレーは、単体で食べるよりも何かをトッピングすることで、さらに魅力が増すと感じました。

スパイスカレーは、そういったカスタマイズの余地を残していることが多いですよね。

おすすめは、粉チーズ温泉卵です。

まろやかさが加わることで、磯の香りとスパイスの辛さを優しく包み込み、全体のバランスが格段に向上します。

また、パクチーを添えれば、爽やかな香りが加わり、エスニックな方向にシフトさせることもできそうです。

他の新潟カレーとの比較

新潟には、このカレー以外にも魅力的なご当地カレーが存在します。

ここでは代表的な2つと比較してみましょう。

バスセンターのカレー

新潟のソウルフードとも言われるB級グルメ。

とろりとした黄色いルーが特徴で、どこか懐かしい味わいです。

豚骨スープがベースになっており、見た目に反してスパイシー。

こちらは古き良き日本のカレーライスの代表格です。

ごっつぁんカレー

海洋高校相撲部を応援するために開発された、具沢山のシーフードカレーです。

隠し味に「甘えび醤油」を使うなど、こちらも魚介の旨味を活かした一杯。「佐渡汽船カレー」がスパイスの刺激とキーマの食感を重視しているのに対し、「ごっつぁんカレー」はよりマイルドで、魚介の具材そのものを楽しむカレーと言えるでしょう。

まとめ:食べて良かった!新たな発見をくれた一杯

今回『佐渡汽船カレー イカのスパイスキーマカレー』を食べてみて、ボクが苦手だと感じた「磯の香り」は、間違いなくこのカレーの最大の個性であり、魅力なのだと理解しました。

そして、その香りを乗り越えた先に待っている、複雑で巧みなスパイスの世界は、監修者である一条もんこさんの実力の高さを物語っていました。

「美味しいか、まずいか」の二元論では語れない、食べる人の好みによって評価が大きく分かれるであろう、挑戦的で面白いカレーです。

ボクにとっては、「自分の好みを再確認できた」そして「一条もんこさんの引き出しの多さを知れた」という点で、間違いなく食べて良かったと思える一杯でした。

あなたも、佐渡の潮風と本格スパイスが織りなす、この個性的なカレーを体験してみませんか?

サービスエリアやオンラインストアで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。

新しいカレーの世界が開けるかもしれませんよ。

それではまた。

ありがとう!

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