元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。


芳醇チキンカレー
レトルトカレーの袋を開けてお皿に移した瞬間、「あれ?具が見当たらない…?」と首をかしげました。
見た目には大きなチキンのかたまりはなく、全体的にシャバっとしたルーが広がっているだけ。
ですが、見た目で判断するのはまだ早い。
そう、ボクはこれまでにも何度も見た目に裏切られてきたのです(良い意味で)。
スパイス香る控えめなアロマ
湯煎して温め、改めて香りを嗅いでみると、フワッと鼻に抜けるのは控えめながらスパイスの香り。
そしてその奥に、ほんのりとした苦味と酸味が感じられました。
グローブの苦味とトマト由来の酸味でしょうか。
箱の裏に「芳醇なスパイスとトマトのコク」と書かれていた意味が、ようやく腑に落ちた瞬間です。
チキンは細かくても存在感あり
具としては細かくほぐれたチキンがルーの中にしっかりと混ざっていて、その一つ一つの繊維が口の中でホロホロとほどけていきます。
鶏肉の旨みがルー全体にしみ込んでいて、スプーンを進める手が止まりません。
チキンカレーというと、大きめのチキンがゴロッと入っているタイプも多いですが、これは真逆。
けれどその分、どこをすくっても鶏の旨みがしっかり口の中に広がります。
まさに“溶け込むタイプ”のチキンカレーといったところです。
食後に残る余韻がたまらない
食べている最中は辛さをあまり感じませんが、不思議なことに、食べ終わった後からじんわりと舌に残る辛さがあります。
この「遅れてやってくる系」の辛さがクセになるのです。
ルーだけを食べてみると、確かに苦味がやや強め。
これは好みが分かれるかもしれませんが、ボクにはこの苦味がスパイスの深みとして心地よく感じられました。
スパイスが単なる刺激ではなく、味わいの一部として機能していることがよくわかります。
まとめ:派手さはないが“芳醇”の名に恥じない一皿
「芳醇チキンカレー」は見た目には控えめな印象ですが、食べ進めるごとにその奥深さがじわじわと伝わってくる、まさに“芳醇”という言葉がぴったりなカレーです。
スパイスとチキン、トマトのバランスが絶妙で、万人ウケとは言い難いかもしれませんが、スパイスカレー好きや奥行きのある味を楽しみたい方には強くおすすめしたい逸品です。
次に食べるときは、ナンや雑穀米など、少し変化球のご飯と合わせても楽しめそうです。
味の世界がさらに広がるかもしれません。
それではまた。
ありがとう!
