好き勝手なことを書いていますが、悪意はありません。

【チキンカレー】具なしでも大満足!3COINSの「スパイスカレー」を120%楽しむ方法を伝授します

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

ごはんもん 刺激的な美味しさ スパイスカレー1
ごはんもん 刺激的な美味しさ スパイスカレー2
ごはんもん 刺激的な美味しさ スパイスカレー3

ごはんもん 刺激的な美味しさ スパイスカレー

最近、ボクの中で「雑貨屋さん」のイメージが大きく変わりつつあります。

その筆頭が、300円均一ショップの「3COINS(スリーコインズ)」、通称スリコです。

おしゃれな雑貨や便利なガジェットが並ぶ中、最近ぐんぐんと勢力を拡大しているのが食品コーナー。

特に、オリジナルの食品ブランド『ごはんもん』シリーズの充実は目を見張るものがあります。

これも、無印良品がレトルトカレーで大ヒットを飛ばした影響なのでしょうか。

今や、ライフスタイルを提案するお店がオリジナルの食品を手掛けるのは当たり前の時代になりました。

消費者としては、選択肢が増えるのは嬉しい限りです。

そんな『ごはんもん』シリーズの中で、ボクのカレーセンサーが激しく反応した一品が、今回ご紹介する『刺激的な美味しさ スパイスカレー』。

果たして、300円(税込では324円)という価格で、ボクたちを満足させてくれるのでしょうか?

3COINS『スパイスカレー』とは?基本情報をチェック

まずは、このカレーのプロフィールを見ていきましょう。

  • シリーズ名: ごはんもん
  • 商品名: 刺激的な美味しさ スパイスカレー
  • 内容量: 160g
  • 販売者: 株式会社パル(3COINSの運営会社)
  • 製造所: ベル食品工業株式会社
  • 原材料名: ソテーオニオン(国内製造)、鶏ひき肉、ワイン、バナナピューレ、香辛料、しょうゆ、チャツネ、野菜(生姜、にんにく)、砂糖、トマトペースト、ビーフエキス、小麦粉、澱粉、食用油脂、ブイヨン風味パウダー、食塩/増粘剤(加工澱粉)、調味料(アミノ酸等)、カラメル色素、酸味料、香辛料抽出物、香料、(一部に小麦・牛肉・ごま・大豆・鶏肉・バナナを含む)

パッケージには「玉葱や(バナナなどの)フルーツの甘み」と書かれています。

鶏ひき肉をベースに、甘みとスパイスを両立させた味を目指しているようですね。

内容量は160gと、一般的なレトルトカレー(180g~200g)より少し控えめです。

製造しているのは、大阪市に本社を置く「ベル食品工業株式会社」さん。多くのプライベートブランド商品のOEMを手掛ける、いわば“食の黒子”的な存在。

実績のあるメーカーさんが作っていると知ると、安心感がありますね。

いざ実食!五感で味わう本格レビュー

期待と少しの不安を胸に、いよいよ実食です。そのお味はいかに。

見た目と香り:サラサラ系ルーから立ち上る本格スパイスの香り

お皿に広げると、ルーは赤みがかったブラウン。

特筆すべきは、そのテクスチャーです。

いわゆる日本の欧風カレーのようなトロみはほとんどなく、かなりサラサラとしたスープ状

南インドカレーを彷彿とさせるシャバシャバ感で、ご飯とよく絡みそうです。

そして、封を切った瞬間に広がる香り!これがもう、完全に「本格スパイスカレー」のそれです。

クローブやカルダモン、クミンでしょうか。

複数のスパイスが織りなす、複雑で爽やかな香りがフワッと立ち上り、一気に食欲を刺激します。

これは期待が高まります。

味わい:甘さはどこへ?キレのある酸味と苦味が主役

いよいよ一口。 パッケージに書かれていた「フルーツの甘み」を想像して口に運んだボクは、ここで良い意味で裏切られました。

甘みはほとんど感じません。

このカレーの主役は、トマトペースト由来と思われるキリッとした酸味と、スパイスがもたらすビターで心地よい苦味です。

バナナやチャツネの甘みは、おそらく全体の味の土台を支える役割に徹しており、前面には出てきません。

非常にドライでキレのある、大人向けの味わいです。

辛さは、公式には書かれていませんが、体感としては「中辛のやや下」くらい。

舌がヒリヒリするような直線的な辛さではなく、スパイスの香りと共に鼻へ、そして体の芯へと抜けていくような爽快な刺激です。

これなら、辛いものが少し苦手な方でも「スパイスカレーって美味しい!」と感じられる絶妙なラインを突いています。

具材:潔いほどの「具なし」!これは新しい提案か?

そして、このカレー最大の特徴が「具材」です。

結論から言うと、固形の具は一切入っていません

原材料名には「鶏ひき肉」とありますが、これは完全にルーに溶け込んで、旨味のベースとなっているようです。

パッケージの写真通り、本当にルーだけ。潔いほどです。

具材がゴロゴロ入っていて欲しい派のボクとしては、最初は「ちょっと寂しいな…」と感じました。

しかし、食べ進めるうちに「これはマイナスポイントなのではなく、むしろプラスの提案なのではないか?」と思えてきたのです。

このカレー、どんな人におすすめ?

この「具なし」という特徴を踏まえると、このカレーが輝くシーンが見えてきます。

  • スパイスカレーの世界に足を踏み入れたい初心者の方 →クセが強すぎず、辛さも程よい。まさに「スパイスカレーの入門編」として最適です。
  • カレーの具は自分で好きなものを入れたい「トッピング派」の方 →このカレーは最高の「ベース」になります。素揚げしたナスやパプリカ、ゆで卵、チーズ、とんかつ…何を乗せても受け止めてくれる懐の深さがあります。
  • 時間がないけど、手軽におしゃれなランチを楽しみたい方 →冷凍の揚げ野菜などを活用すれば、あっという間にカフェ風のスパイスカレーが完成します。

まさに、自分で育てるカレーです。

他の選択肢は?無印良品カレーと比較してみる

レトルトカレーの王者「無印良品」と比較すると、3COINSの立ち位置がより明確になります。

無印良品のカレー(350円~)は、現地の味を再現することに重きを置いた、より本格的でマニアックなラインナップです。

ちなみに無印良品のカレーでは以下のようなものも食べております。

一方、3COINSのカレーは、本格スパイスカレーの要素を抽出し、誰にでも分かりやすく、かつ手頃な価格で提供することに特化していると言えるでしょう。

どちらが良いという話ではなく、気分やステップに応じて使い分けるのが賢い選択。

まずは3COINSでスパイスカレーの魅力に触れ、もっと深く知りたくなったら無印良品の扉を叩く、という流れがおすすめです。

300円で買える「スパイスカレーへの招待状」

今回いただいた、3COINSの『刺激的な美味しさ スパイスカレー』。

「具なし」という潔い割り切りによって、300円という価格ながら、香り高く本格的なスパイスの世界を実現していました。

確かに、これ一杯で完結する満足感を求める方には、物足りないかもしれません。

しかし、自分好みにアレンジする楽しさや、未知の食文化への入り口としての役割を考えれば、これほどコストパフォーマンスに優れた商品はないでしょう。

食べてみて、ボクは心から「良かった」と思いました。それは、単に味が良かったからだけではありません。

3COINSという身近なお店が、これほど挑戦的で、ユーザーに楽しみ方を委ねてくれるような素晴らしい商品を届けてくれたことへの感動です。

これはもはや単なるレトルトカレーではなく、「スパイスカレーへの招待状」です。

ぜひあなたも、この招待状を受け取ってみませんか?

ちなみに通販ではこのカレーは買えないみたいで、『3COINS+』の店頭で購入してください。

それではまた。

ありがとう!

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