元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレーはこちらでございます。

※厳密に言うと、別のカレーなのですが、現在はこのカレーが販売されているので、一応リンクを貼ります。
咖喱屋特製ハヤシカレー
ボクはいつも新しいカレーにワクワクしながら挑戦しています。
今回見つけたのは、その名も「咖喱屋特製ハヤシカレー」。
ハヤシとカレー、一体どんな味がするんだろう?と期待しながら食べてみたんですが、ズバリ表現するなら「ハヤシ味のカレー」でした。
商品名そのままなんですけどね。
期待と現実の狭間:ハヤシカレーの正直な感想
まず、気になるのはその味のバランスです。
ハヤシライスのあの独特の甘みとコク、そしてカレーライスのスパイシーな風味。
この二つがどう融合しているのか、非常に興味がありました。
一口食べてみると、確かにハヤシの風味が先に感じられ、その後からじわじわとカレーのスパイスが追いかけてくるような印象です。
特別に「まずい!」と感じることはありませんでした。
かと言って、「これは絶品だ!」と感動するほどでもないのが正直なところです。
例えば、納豆とカレーを組み合わせた「納豆カレー」のように、意外な組み合わせが驚くほどの美味しさを生み出す瞬間ってありますよね。
ボクも過去にそんな奇跡のような出会いを経験してきました。
だからこそ、このハヤシカレーにも、もしかしたらそんな「化学反応」が起きるんじゃないかと期待していたんです。
残念ながら、この「咖喱屋特製ハヤシカレー」は、そこまでのインパクトはありませんでした。
ハヤシとカレーがそれぞれ自己主張しているような感覚で、互いに高め合うというよりは、隣り合っている、という印象の方が強いかもしれません。
どちらかの味が突出して邪魔をするわけではないのですが、かと言って新しい美味しさが生まれているわけでもない。
そんな、良くも悪くも「普通」の仕上がりだったんです。
ハヤシカレーの奥深さを探る:なぜこの味になったのか?
なぜ「ハヤシ味のカレー」という、まさに商品名通りの味になったのでしょうか?
ここで少し、ハヤシライスとカレーライスのルーツについて考えてみましょう。
ハヤシライスは元々、洋食屋で提供されていた「ハッシュドビーフ」が日本で独自に進化を遂げたものと言われています。
一方、カレーライスはインドからイギリスを経て日本に伝わったものです。
それぞれ異なる背景を持つ料理が、現代の食卓で融合しようとしているわけです。
この「咖喱屋特製ハヤシカレー」は、もしかしたら、それぞれの良い部分を取り入れつつ、万人受けするバランスを目指したのかもしれません。
しかし、その結果として、どちらかの個性が際立つことなく、平均的な味に落ち着いてしまった、とも考えられます。
ボクとしては、もう少しどちらかに振り切った、攻めた味が欲しかったというのが本音ですね。
例えば、ハヤシの甘みを極限まで引き出し、そこにカレーのスパイスを繊細に加えることで、全く新しい「甘辛ハヤシカレー」が生まれたかもしれませんし、逆にカレーのスパイシーさを前面に出しつつ、ハヤシのコクで深みを出す、といったアプローチも考えられます。
ボクの結論:ハヤシライスとカレーライスは別々に楽しむべし?
結局のところ、ボクが出した結論はこれです。
ハヤシライスはハヤシライスとして、カレーライスはカレーライスとして、それぞれ単独で食べた方が、よりそれぞれの美味しさを満喫できるのではないかと。
もちろん、これはボク個人の意見なので、中にはこの「咖喱屋特製ハヤシカレー」の絶妙なバランスが大好きだという方もいらっしゃるでしょう。
しかし、もしあなたが「ハヤシとカレーの完璧な融合」という奇跡を求めているのであれば、もしかしたら期待外れに終わってしまうかもしれません。
例えば、忙しいランチタイムに手軽に済ませたい時や、お子さんでも食べやすい優しい味のカレーを探している時などには、選択肢の一つとしてアリかもしれませんね。
最終的に、食の好みは人それぞれ。この「咖喱屋特製ハヤシカレー」が、あなたにとって新しい発見となるか、それともボクと同じように「やっぱり別々が良いかな」と感じるか。
それは、実際に食べてみてのお楽しみです。もしかしたら、あなただけのベストな食べ方を見つけられるかもしれませんよ。
ぜひ一度、あなたの舌で、この「ハヤシ味のカレー」を体験してみてください。
それではまた。
ありがとう!
