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【ご当地カレー】SNS映え確定!青森の「ピンク津軽の桃カレー」が見た目と味のギャップがすごすぎた件【フルーツカレー】

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

青森県産 ピンク津軽の桃カレー1
青森県産 ピンク津軽の桃カレー2
青森県産 ピンク津軽の桃カレー3

青森県産 ピンク津軽の桃カレー

それは、ボクが「青森電撃作戦」と名付けた旅の道中での出来事でした。

青森といえば、誰もが真っ先に思い浮かべるのは、真っ赤な「りんご」ですよね。

もちろんボクも、そのイメージを強く持っていました。

旅の思い出にとお土産屋さんを散策していると、カレーコーナーの一角で、ひときわ異彩を放つパッケージが目に飛び込んできたのです。

『青森県産 ピンク津軽の桃カレー』

「桃…?青森って桃も有名だったのか…?」

りんごのイメージがあまりに強すぎて、完全にノーマークでした。

その無知への恥ずかしさと、未知のフルーツカレーへの好奇心。

そして何より、「ピンク」というカレーらしからぬ単語に、ボクの心は完全に鷲掴みにされてしまいました。

これはもう、食べるしかない。ご当地カレーマニアとして、この挑戦状、受けて立とうじゃないか。

そんな思いで購入を決意したのでした。

青森県産 ピンク津軽の桃カレーとは?

一体全体、このミステリアスなカレーは何者なのでしょうか。

まずは商品の基本情報から、その正体に迫ります。

その正体は、青森が仕掛ける「体験型」ご当地カレー

おそらく、このカレーは単なる味だけでなく、その見た目のインパクトや話題性で楽しませることを目指した「体験型」のご当地土産なのでしょう。

旅の思い出を、色鮮やかに記憶に残してほしい。

そんな開発者の遊び心が感じられます。

商品の基本情報

  • 商品名:青森県産 ピンク津軽の桃カレー
  • 内容量:200g
  • 原材料名:たまねぎ(中国産又は国産)、油脂加工食品、牛乳、鶏肉、小麦粉、桃ピューレ、調製ラード、ブイヨン、リンゴピューレ、砂糖、ジンジャーペースト、食塩、ガーリックペースト、リンゴ酢、チャツネ、香辛料/調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、香料、着色料(コチニール)、酸味料、(一部に乳成分・小麦・鶏肉・豚肉・大豆・りんご・ももを含む)
  • 販売者:青森県土産販売(株)
  • 製造所上原食品工業株式会社

原材料をチェックすると、「桃ピューレ」としっかり記載があります。

一方で、この鮮やかなピンク色の正体は「コチニール」という着色料のようですね。

牛乳や油脂加工食品が上位に来ていることから、まろやかな口当たりが想像できます。

脳がバグる!?衝撃のピンクカレーを実食レビュー

いよいよ、この衝撃と向き合う時がやってきました。

果たして、ボクの脳と舌はこのカレーを受け入れることができるのでしょうか。

開封の儀!これが食べ物の色…?目を疑う衝撃のピンク

温めたパウチを開封し、白いお皿の上にご飯と一緒に盛り付けた瞬間、ボクは思わず息を呑みました。

「うわっ…本当にピンクだ…!」

それは、想像を遥かに超える鮮烈なピンク色。

イチゴミルクや桜でんぶを彷彿とさせる、カレーとは到底結びつかない色彩が、お皿の上に広がっています。

正直に言って、食欲をそそるかと言われると、むしろ少し不安になるレベルです。

脳が「これは食べ物ではない」と信号を送ってくるような、不思議な感覚に陥ります。

香りは意外にも弱く、ほんのりとカレーらしきものが感じられる程度。

期待していた桃の甘い香りは、残念ながらこの段階では全くしませんでした。

ルーの状態は、少しシャバシャバとしています。

味のファーストインプレッションは「シチュー」だった

恐る恐る、スプーンでピンク色の液体をすくい、口へ運びます。

すると、驚いたことに、最初に感じたのはカレーの味ではありませんでした。

牛乳やブイヨンがベースになっているのか、まるで「クリームシチュー」のような、まろやかで優しい味わいが口の中に広がります。

「あれ?カレーじゃなかったのか?」

そう思ったのも束の間、二口、三口と食べ進めていくうちに、味覚に変化が訪れます。

食べ進めると…あれ?馴染みのある普通のカレーだ!

シチューのようなまろやかさの後ろから、徐々に、しかし確実にスパイスの風味と塩味が顔を出してきます。

甘みや酸味はほとんど感じられません。そこそこ塩味がしっかりしているので、ご飯との相性は悪くないです。

そして、後味にほんの少しだけピリッとした辛さが残ります。

不思議なことに、食べ終わる頃には、脳が完全に「これはカレーだ」と認識していました。

目を瞑って食べたら、きっと誰もが「ちょっとクリーミーな、普通のレトルトカレーだね」と答えるでしょう。

あの衝撃的な見た目は一体なんだったのか。壮大なドッキリにでもかけられたような気分です。

具材の鶏肉もどこかミステリアス

具材は鶏肉がメインで、これが結構たくさん入っています。

ただ、このお肉もルーの影響か、どこか不自然な赤みを帯びているように見えました。

食感は少しパサつきがありますが、ボクはホロホロと崩れるこのタイプのパサつきが好きなので、全く問題ありませんでした。

結局のところ、桃の存在感は味や香りからは最後まで感じ取ることはできませんでした。

隠し味として、全体の味をまろやかにするために使われているのかもしれません。

おすすめポイント:このカレーはこんな時に輝く!

この唯一無二の個性を持つカレーは、人やシチュエーションをかなり選びます。

ボクが思う、このカレーが最高に輝く瞬間はこんな時です。

SNSで「いいね!」を独り占めしたいあなたに

このビジュアルは、問答無用でSNS映えします。

「#ピンクカレー」「#ご当地カレー」といったハッシュタグと共に投稿すれば、たくさんの「いいね!」やコメントがもらえること間違いなし。味の感想を添えれば、さらに盛り上がるでしょう。

パーティーやイベントでのサプライズ料理として

友人とのホームパーティーや、イベントの食事でこれを出してみてください。

お皿に盛られたピンクのカレーが登場した瞬間、その場がどよめきと笑いに包まれる光景が目に浮かびます。

味は普通なので、ゲテモノ料理と違って美味しく食べられるのも高ポイントです。

マンネリ気味な日常に「色の刺激」が欲しい人へ

「最近、なんだか毎日がつまらない…」そんな風に感じているなら、このカレーを試してみては?

視覚から脳に与えられる強烈な刺激は、日常のマンネリを吹き飛ばしてくれるかもしれません。

まさに「目で味わう」非日常体験です。

比較・他の選択肢:他の青森ご当地カレーと比べてみた

青森には、他にも個性的なご当地カレーが存在します。それらと比較することで、このピンクカレーの立ち位置がより明確になります。

フルーティーな王道「青森りんごカレー」

青森ご当地カレーの王道といえば、やはり「りんごカレー」でしょう。

すりおろしたりんごの自然な甘みと酸味がルーに溶け込み、フルーティーで食べやすい味わいが特徴です。

味の完成度で勝負する正統派と言えます。

素材の旨みで勝負「大間マグロカレー」

高級ブランド「大間のマグロ」を使った贅沢なカレーも存在します。

こちらはマグロの旨みが凝縮された、魚介系の深いコクが楽しめる本格派。素材の良さを前面に押し出した、グルメ志向の一品です。

ピンクカレーならではの唯一無二の立ち位置とは?

りんごカレーが「味の正統派」、マグロカレーが「素材の本格派」だとすれば、この「ピンク津軽の桃カレー」は、見た目のインパクトとエンターテイメント性で勝負する「話題性のエンターテイナー」と位置づけられるでしょう。

味で競うのではなく、全く別の土俵で輝く、唯一無二の存在なのです。

まとめ:桃の味はしない。でも、食べて良かったと思える不思議な魅力

結論から言うと、『ピンク津軽の桃カレー』から桃の味はほとんどしませんでした。

そして、味は「ごく普通の美味しいレトルトカレー」でした。

しかし、ボクはこのカレーを食べて良かったと心から思っています。

なぜなら、お皿に広がる衝撃的なピンク色と、口にした時のあまりに普通な味との間に存在する、壮大な「ギャップ」を最高に楽しむことができたからです。

これは、製作者の狙い通りなのかもしれません。

「見た目で驚かせ、味で安心させる」という、計算され尽くしたエンターテイメントだったのではないでしょうか。

青森の新たな一面と、ご当地カレーの底知れぬ可能性を感じさせてくれた、忘れられない一皿となりました。

青森を訪れた際には、お土産として、そして忘れられない食体験として、ぜひこのピンクの衝撃を手に取ってみてください。

話のネタになること、間違いありませんよ。

それではまた。

ありがとう!

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