元気ですか〜!?
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレー?はこちらでございます。



S&B 町中華 埼玉上尾 娘娘 スタカレー ピリ辛 肉あんかけ飯
スーパーで鮮やかな赤と黄色のパッケージを見つけて、思わず手に取ってしまいました。
「S&B町中華 検索 娘娘 スタカレー」という商品です。
「娘娘(にゃんにゃん)」というインパクトのある店名と、「スタカレー」という響き。
埼玉の人気店の看板メニューを再現したレトルトということで、カレー好きとしての血が騒ぎ、試さないわけにはいきません。
しかし、結論から正直に言います。 これは、微妙でした。
誤解のないように言っておくと、味が悪いわけではありません。
「カレーだと思って買ったのに、カレーじゃなかったから」です。
今回は、関西人のボクが「スタカレー」の名前に翻弄された実食レポートと、食べてから分かった「この商品の正体」、そしてもっと美味しく食べるための方法について詳しく紹介します。
基本情報
まずは商品のスペックを確認しておきましょう。気になっていたカロリーなどの栄養成分も、パッケージ裏面や公式サイトで確認しました。
| 項目 | 内容 |
| 商品名 | S&B町中華 検索 娘娘 スタカレー |
| 販売者 | エスビー食品株式会社 |
| 内容量 | 165g(1人前) |
| 価格 | 302円(税込) |
| 購入場所 | スーパー |
| 品名 | どんぶりもののもと |
| 主な原材料 | 食肉(鶏肉、豚肉)、野菜(ニラ、にんにく、しょうが)、豆板醤、味噌 |
| カロリー | 142kcal |
| 辛さレベル | 中辛程度 |
「スタカレー」なのにカレーじゃない衝撃
パッケージには「埼玉上尾 娘娘(にゃんにゃん)」と大きく書かれており、説明文にはこうあります。
「埼玉の言わずと知れた超人気店。看板メニューの『スタカレー』を求めて他県から来店する人もおり連日大行列となる」
これを読んだボクは、完全にカレーだと思い込んでいました。
「スタカレー」という名前ですからね。
スタミナたっぷりのカレーなんだろうな、と想像が膨らみます。
ところが、いざ食べようと箱の文章をしっかり読んでみると、衝撃の一文が目に飛び込んできました。
「カレーと名乗りつつカレーではないピリ辛でクセになる味わいをお楽しみください」
ハッキリと「カレーではない」と書かれているじゃないですか!
しかも品名を見ると「カレー」ではなく「どんぶりもののもと」となっています。
ついにこのブログで、カレーではないものを取り上げることになってしまいました。
そもそも「娘娘(にゃんにゃん)」とは?なぜカレーと名乗るのか
関西生まれ関西育ちのボクには、「娘娘」というお店も「スタカレー」というメニューも、正直まったく馴染みがありませんでした。
あまりに気になったので、なぜ「カレーじゃないのにスタカレーなのか」を調べてみました。
埼玉県民のソウルフード「娘娘」
「娘娘(にゃんにゃん)」は、埼玉県内で愛されている老舗の中華料理店です。
店名の由来は中国語で「女神」などを意味する言葉だそう。 上尾の店舗などでは、この味を求めて長蛇の列ができるほどの、まさに埼玉B級グルメの代表格です。
「スタカレー」の正体
調べてみると、この料理のルーツは「スタミナラーメン」にありました。
もともと、麻婆豆腐の豆腐を抜き、ニラやひき肉を入れたピリ辛の餡(あん)をかけた「スタミナラーメン」が大人気メニューでした。
ある時、常連客が「その餡を、ご飯にかけてくれ」と注文したのが始まりだそうです。
「スタミナ(ラーメンの具)を、カレーライスのスタイルで食べる」 ここから略して「スタカレー」と呼ばれるようになったとか。
つまり、「カレー風味の料理」ですらなく、「カレーのようにご飯にかけるスタミナ餡」だったのです。
これを知っていれば、「カレーじゃない!」と驚くこともなかったのですが、パッケージだけを見た初見の人間にはなかなかのトラップでした。
実食レビュー:豆腐のない麻婆豆腐?
背景がわかったところで、気を取り直して実食です。
パッケージには「スタミナラーメン 醤油ラーメンにかけるだけ!」という記載もありましたが、ボクはカレーだと思って買ったので、迷わずご飯にかけてしまいました。
見た目と香り
パッケージを開封すると、レトルトパウチが登場。
湯煎で温めて、ご飯の上にかけてみます。
- 見た目の色味: 赤いです。鮮やかな赤色で、カレーというよりも完全に麻婆豆腐の素のような色合いです。とろみもしっかりついています。
- 香り: 封を切った瞬間、ごま油の香ばしい香りが強く立ち上ります。さらにニンニクとニラの香り。これは完全に中華料理ですね。カレー特有のスパイスの香りはゼロです。
- 具材: 具材は豚ひき肉とニラのみ。165gという量はレトルトカレーとしては標準的ですが、具のゴロゴロ感はありません。
味の感想
一口食べてみると、第一印象は「豆腐のない麻婆豆腐」でした。
- 辛味: そこそこ辛いです。豆板醤のピリッとした刺激があり、中辛レベルは十分にあります。
- 塩味: ご飯が進む、かなりしっかりした味付けです。
- コク: 味噌とひき肉の旨味が濃厚です。
美味しいんです。
味自体は決して悪くありません。
豆板醤と味噌のコク、ごま油の風味、そしてニンニクとショウガのパンチ。
白ごはんがワシワシ進む「男飯」という感じです。
しかし、脳が「カレー」を期待してしまっているため、違和感がすごい。
「あれ? カレー粉入れ忘れた?」
と錯覚するほど、カレー要素が見当たりません。
このギャップが、評価を「微妙」にしてしまった最大の要因です。
量が中途半端な問題
もう一つ気になったのが、具材の量です。
「どんぶりもののもと」として考えると、具材がひき肉とニラだけで165gというのは、少し寂しい印象を受けました。
麻婆丼なら豆腐がゴロゴロ入っていてボリュームが出ますが、これはあくまで「餡」のみ。
302円(税込)という価格を考えると、自分でひき肉と麻婆豆腐の素を買って作った方が、ボリュームも満足度も高いのでは…? と主婦のような計算をしてしまいました。
おそらく、お店で食べると熱気や雰囲気も相まって最高なのでしょう。
レトルト商品として「具の少なさ」だけが目立ってしまったのは残念なポイントです。
「正解」はラーメンにかけることだった
食べ終わってから確信しましたが、この商品はご飯にかけるよりも、ラーメンにかけるべきでした。
前述の通り、この料理のルーツは「スタミナラーメン」です。
市販のシンプルな醤油ラーメンを用意して、温めたこの「スタカレーの素」を上からかける。
そうすれば、埼玉で愛される「娘娘のスタミナラーメン」が自宅で完成したはずです。
- 麺に絡むトロトロの餡
- スープに溶け出す豆板醤と肉の旨味
想像するだけで、ご飯にかけるより5倍くらい美味しそうです。
もしこれから購入される方がいれば、絶対に醤油ラーメンにかけることをおすすめします。
比較・おすすめ:中華×カレーを楽しみたいなら
「スタカレー」はカレーではありませんでしたが、中華とカレーの融合を楽しめる商品は他にもあります。
「今日は中華風のカレーが食べたい!」という口になってしまっている方には、以下の商品がおすすめです。
ガッツリ辛い中華カレーが好きなら
『陳静監修 豚バラ軟骨 淡路玉ねぎ 欧風咖喱』 中華料理の巨匠が監修した、ガッチリ中華なスパイス感があるのに「欧風」と銘打たれた不思議なカレーです。
花椒がしっかり効いていて、スタカレーよりも「カレーとしての完成度」が高く、辛さも本格的。
刺激が欲しい人にはこちらが断然おすすめです。
ひき肉系の中華カレーが好きなら
『功夫咖喱 チャイニーズキーマカレー 辛口』 ひき肉つながりでは今回紹介した商品と似ていますが、こちらはちゃんとスパイスが効いたカレーです。
実はボクも、この「功夫咖喱」のような味を想像してスタカレーを手に取りました。
中華の旨味とカレーのスパイシーさが両立しており、バランスの良さではこちらに軍配が上がります。
麻婆×カレーの王道が好きなら
『マーボーカレー まろやか中辛』 こちらは名前の通り、どストレートに麻婆豆腐とカレーを融合させた商品。「スタカレー」は麻婆要素100%・カレー要素0%でしたが、マーボーカレーなら両方のいいとこ取りができます。
豆腐も入っているのでボリューム感もあり、ご飯にかけるならこちらの方が満足度が高いでしょう。
まとめ
S&B町中華シリーズ「娘娘 スタカレー」は、「カレー」という名前に騙されてはいけない商品でした。
- 実態は、豆腐のない麻婆丼の素(スタミナ餡)。
- カレー粉やスパイス感はなく、ごま油と豆板醤の味。
- ご飯にかけるよりも、醤油ラーメンにかけて「スタミナラーメン」にするのが正解。
埼玉の人気店「娘娘」の味を知っている方には、懐かしくてたまらない味なのだと思います。
しかし、ボクのような初見の関西人が「変わり種カレー」として買うと、確実に「これじゃない感」に襲われます。
もし購入される際は、「今日はカレーを食べるぞ!」ではなく、「埼玉のB級グルメを試してみるぞ!」という気持ちで、ぜひ醤油ラーメンを用意して挑んでみてください。
そうすれば、きっとこの商品の真価を楽しめるはずです。
それではまた。
ありがとう!