好き勝手なことを書いていますが、悪意はありません。

【ご当地カレー】【ビーフカレー】甘さの後にスパイスが追撃!『舞鶴 海自カレー 護衛艦せんだい』カレーはまさに大人の味

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

舞鶴 海自カレー 護衛艦せんだい1
舞鶴 海自カレー 護衛艦せんだい2
舞鶴 海自カレー 護衛艦せんだい3

舞鶴 海自カレー 護衛艦せんだい

ご当地レトルトカレーの世界は、まるで広大な海のようです。

その中でも、ひときわボクの心を惹きつけてやまないのが「海自カレー」。

海上自衛隊という、国を守る屈強な男たちが食べるカレー、というだけでロマンを感じませんか?

ボクが子供の頃、テレビで見た自衛隊のドキュメンタリー。

厳しい訓練の後、隊員たちが大きな鍋のカレーを頬張る姿は、とても力強く、そして美味しそうに見えたものです。昭和・平成の時代、カレーは家庭の食卓の王様でしたが、自衛隊のカレーはどこか特別な響きを持っていました。

そんな憧れもあって、これまでも様々な海自カレーを味わってきました。

そして今回、ボクが選んだのはシリーズ第3弾となる『舞鶴海自カレー 護衛艦せんだい』です。

「せんだい」という名前の響きと、凛々しいパッケージに導かれ、期待に胸を膨らませて手に取りました。

『舞鶴海自カレー 護衛艦せんだい』とは?

このカレーを語る上で欠かせないのが、その背景です。

箱の裏にはこう書かれています。

海軍舞鶴鎮守府の置かれた舞鶴市には今では海上自衛隊の基地が置かれています。海軍から引き継がれた伝統の中の一つにカレーライスがあり、現在、海上自衛隊で毎週金曜日のお昼にカレーライスが食べられています。各艦艇、部隊、学校等の調理員のこだわりが詰まった舞鶴でしか味わう事のできない絶品」「まいづる海自カレー」を是非賞味下さい。

※「まいづる海自カレー」事業は、海上自衛隊舞鶴地方総監部、舞鶴市、舞鶴商工会議所の3者による協定のもと実施し、市内の飲食店が参加しています。

その中でも『護衛艦せんだい』のカレーは、

甘さの中に生クリームのまろやかさとスパイスの辛さが後を引く、コクのある大人の欧風カレーです。部隊の調理員から市内の飲食店が直接指導を受け、認定して頂いたカレーを基に開発しました。

と紹介されています。

期待が高まりますね。

基本情報をチェック!

まずはパッケージ裏面の基本情報を確認してみましょう。

  • 原材料名:野菜(玉ねぎ、にんじん、じゃがいも)、牛肉(オーストラリア)、小麦粉、牛豚脂混合油、砂糖、生クリーム、もも濃縮果汁、ソテーオニオン、赤ワイン、カレーパウター、チャツネー、食塩、ウスターソース、でんぷん、香辛料、バター、脱脂粉乳、ビーフエキス、しょうがペースト/調味料(アミノ酸)、カラメル色素、酸味料、香料、香辛料抽出物、(一部に乳成分・小麦・牛肉・大豆・豚肉・もも・りんごを含む)
  • 内容量:200g
  • 販売者:pizzeria SLOW
  • 製造所:サンハウス食品株式会社

原材料を見ると、「生クリーム」や「もも濃縮果汁」「赤ワイン」「チャツネー」といった名前が並び、これがただのカレーではない、じっくり煮込まれた欧風カレーであることが伺えます。

いざ実食!気になるそのお味は?

温めたカレーをご飯の上へ。

とろりとしたルウが皿に広がり、スパイシーな香りが立ち上ります。

見た目と香り 見た目は、じゃがいもや人参がゴロッと入っている家庭的なカレーとは少し違い、具材が煮溶け込んだような、まさに欧風カレーといった佇まい。

香りは、ガツンとくるスパイスの香りというよりは、玉ねぎや果実の甘さが溶け込んだような、深みのある香りです。

レストランで出てくるカレーのそれに近いかもしれません。

複雑に変化する、大人の味わい 一口すくって、口の中へ。

最初に感じたのは、意外にもフルーティーな甘みと、赤ワイン由来でしょうか、ほのかな酸味と苦味でした。

ソテーオニオンやもも果汁、チャツネーが織りなす、複雑で奥行きのある味わいです。

「お、甘口かな?」と思ったのも束の間。

すぐさま、ピリッとした辛さが追いかけてきます。

これが公式説明にあった「スパイスの辛さが後を引く」という感覚なのでしょう。

舌の上にじんわりと広がる辛味と、最初に感じた苦味が合わさって、キレのあるスパイシーさを演出しています。

正直に言うと、ボクの舌ではパッケージに書かれている「生クリームのまろやかさ」をはっきりと感じることはできませんでした。

しかし、それは決してマイナスな意味ではありません。

生クリームが前面に出るのではなく、全体のコクと深みを下支えする「縁の下の力持ち」的な役割を果たしているのかもしれません。

具材と全体のバランス 具材の牛肉は、しっかりと存在感がありながらも、スプーンでほろりと崩れる柔らかさ。

野菜はルウに溶け込んでいるようで、その旨味が全体に染み渡っています。

食べ進めるうちに、最初に感じた甘みは少し影を潜め、最終的にはキレの良い辛味と爽やかな酸味が口の中に残ります。

後味はすっきりとしていて、しつこさがありません。

元の感想では「特徴があんまりない」とメモしていましたが、改めて味わってみると、それは違いました。

奇をてらった個性で勝負するのではなく、甘味、酸味、苦味、辛味といった要素を高いレベルでまとめ上げた「王道の欧風カレー」。

これぞ護衛艦の味、と言えるような、実直でバランスの取れた優等生な味わいでした。

こんな人におすすめ!『護衛艦せんだい』カレーの楽しみ方

今回の実食を経て、ボクはこんな方に『護衛艦せんだい』カレーをおすすめしたいと思いました。

  • じっくり煮込まれた本格的な欧風カレーが好きな方
  • ただ辛いだけじゃない、フルーティーな甘さから始まる味の変化を楽しみたい方
  • ご当地グルメや、自衛隊という背景にストーリーを感じる方
  • 週末のランチに、ちょっと特別なレトルトカレーを味わいたい方

白米と合わせるのはもちろんですが、バターライスやサフランライスと合わせても美味しいでしょう。

また、カツカレーにすれば、このスパイシーなルウが豚カツの旨味を一層引き立ててくれるはずです。

まいづる海自カレーシリーズ

実は購入したときも海自のカレーの種類の多さに選ぶのに困ったほどでした。

まいづる海自カレー

しかも「まいづる海保カレー」というものもありまして、一回舞鶴に行ったぐらいでは全てを知りえるのは無理だと思いました。

上に書きました商品説明にもあります通り、舞鶴にある飲食店でもまいづる海自カレーの名前を持つカレーが食べられるそうですので、舞鶴にはちょっと通わないといけないかも知れません。

まとめ:護衛艦の味は、実直で奥深い本格派だった

『舞鶴海自カレー 護衛艦せんだい』は、一口食べると甘さが広がり、後から本格的なスパイスの辛さが追いかけてくる、見事な「大人の欧風カレー」でした。

派手さはありませんが、一つ一つの素材が丁寧に仕事をしている実直な味わいは、荒波を乗り越え任務を遂行する護衛艦の姿と重なるようです。

舞鶴という土地の歴史や、海の上の隊員たちに思いを馳せながら味わう一杯は、ただの食事以上の価値があると感じました。

あなたも、この本格的な護衛艦の味を、ご家庭で体験してみてはいかがでしょうか。

きっと、レトルトカレーの新たな世界の扉が開きますよ。

それではまた。

ありがとう!

にほんブログ村 グルメブログ カレーへ
最新情報をチェックしよう!