元気ですか〜?!
どうも、ろけねおです。
今回食べましたレトルトカレーはこちらでございます。

ボンカレーゴールド21 熱辛
一時期、世の中を席巻したハバネロ。
カレーはもちろん、あらゆる食べ物に使われて、すっかりお馴染みの香辛料になりましたよね。
そんな中、ついにレトルトカレーのパイオニアであり王道であるボンカレーにも、ハバネロが配合されたと聞いて、ボクは居ても立ってもいられませんでした。
その名も「熱辛」。
ただ「激辛」と名乗らず「熱辛」としたところに、ボンカレー開発陣の熱い意気込みを感じたんです。
これは期待できるぞ、と。
「熱辛」の香りと見た目:ボンカレーらしさは健在か?
パッケージから取り出して温める間、カレー特有のスパイシーな香りが食欲をそそります。
特にハバネロ特有の刺激的な香りが際立っているかというと、そこまでではありませんでした。
あくまで「ボンカレー」の香りがベースにあって、その奥に微かに熱を感じさせるような、そんな控えめな印象です。
ルーの色合いも、一般的なボンカレーと大きくは変わりません。
具材もボンカレーゴールドでお馴染みの、じゃがいもやにんじん、牛肉などがしっかり入っています。
見た目だけでは、これが「熱辛」であることはほとんど分からないでしょう。
しかし、それがまたボンカレーの「安心感」を醸し出しているのかもしれませんね。
一口目の衝撃!しかし、やはりボンカレーはボンカレーだった
さあ、いよいよ一口。スプーンでルーをすくい、ご飯と一緒に口に運びます。
最初に感じるのは、ボンカレーお馴染みのあの優しい甘みとまろやかさです。
やはり「ボンカレー」なんです。
しかし、その直後、舌の奥からじわじわと熱い辛さが押し寄せてきます。
まさに「熱辛」の名に恥じない、しっかりとパンチのある辛さです。
ハバネロの刺激が、ただ辛いだけでなく、じんわりと身体を温めるような感覚をもたらします。
ただ、期待していたような「ボンカレーの常識を覆すほどの劇的な変化」があったかというと、正直なところ、そこまでではありませんでした。
良くも悪くも、「ボンカレーがただ辛くなっただけ」というのが、最も的確な表現かもしれません。
ボクの中のボンカレー像は、揺るぎませんでしたね。
ボンカレーは、どこまで行ってもボンカレーなのでした。
「ボンカレー」の底力:安心感と揺るがない立ち位置
しかし、これは決してネガティブな意味ではありません。
むしろ、それはボンカレーの揺るぎない底力を示すものだと感じました。
考えてみてください。
長年、日本の食卓を支え続けてきたボンカレーは、その「安心と安定」の味が最大の魅力です。
どんなに新しい味や奇抜なカレーが登場しても、ボンカレーの存在感は変わりません。
この「熱辛」も、ハバネロという新しい要素を取り入れながらも、ボンカレー本来の親しみやすさや食べやすさを損なっていないんです。
もし、これがハバネロの辛さばかりが突出して、ボンカレーのアイデンティティが失われていたら、きっとボクはがっかりしたでしょう。
でも、「熱辛」は、ボンカレーの持ち味を壊すことなく、そこに「辛さ」という新しいレイヤーを加えることに成功しています。
これはこれで良いんです。いつものボンカレーの味が好きだけど、たまには刺激が欲しいな、という時にぴったり。
あるいは、家族みんなでボンカレーを食べるけど、自分だけちょっと辛いのが食べたい、なんて時にも重宝するでしょう。
レトルトカレーの進化と「熱辛」の立ち位置
近年のレトルトカレー市場は、本当に多様化していますよね。
ご当地カレー、名店監修カレー、素材にこだわった高級カレーなど、選択肢は無限大です。
そんな中で、ボンカレーのような老舗ブランドが、積極的に新しい味に挑戦する姿勢は素晴らしいと思います。
「熱辛」は、単なる「激辛ブーム」に乗っかっただけではなく、ボンカレーの枠の中で最大限の「熱さ」を表現しようとした意欲作だと感じました。
万人受けする「ボンカレーゴールド」の優しい味わいをベースに、辛口派も満足できる刺激をプラスする。
このバランス感覚こそが、長年愛され続けているボンカレーの秘訣なのかもしれません。
もしあなたが「いつものボンカレーに、ちょっとパンチが欲しいな」と感じているなら、この「ボンカレーゴールド21 熱辛」は間違いなく試す価値があります。
ボンカレーが持つ安心感と、ハバネロ由来の「熱い辛さ」が織りなすハーモニーを、ぜひ体験してみてください。
きっと、あなたも「これはこれでいい」と納得するはずですよ。
それではまた。
ありがとう!