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【ご当地カレー】青森土産の新定番!『嶽きみカレー』の衝撃的なウマさを徹底レビュー|辛くない白いカレーの正体とは?

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回ご紹介いたしますレトルトカレーはこちらでございます。

青森 嶽きみカレー1
青森 嶽きみカレー2
青森 嶽きみカレー3

青森 嶽きみカレー

青森への旅行は、いつも新しい発見に満ちています。

雄大な自然、歴史を感じる街並み、そして何より食の魅力。

そんな旅の終盤、お土産売り場でボクの足を止めたのが、この『青森 嶽きみカレー』でした。

青森といえば、りんごや海産物のイメージが強いですよね。

ボクもそうでした。

だからこそ、「青森でとうもろこし?」という意外性と、県土をかたどったシンプルなパッケージデザインに強く惹かれたのです。

「これは地元の人たちが自信を持って薦めているに違いない」と直感し、旅の記念に購入を決めました。

今回は、そんな偶然の出会いから始まった、衝撃的なカレー体験についてお話しします。

そもそも『青森 嶽きみカレー』とは?

まずはこのカレーの基本情報と、主役である「嶽きみ」について見ていきましょう。

基本情報

  • 商品名:青森 嶽きみカレー
  • 内容量:200g
  • 原材料名:たまねぎ(中国産又は国産)、油脂加工食品、牛乳、豚肉、ホールコーン、小麦粉、コーンペースト、調製ラード、ブイヨン、リンゴピューレ、砂糖、ジンジャーペースト、食塩、ガーリックペースト、リンゴ酢、チャツネ、香辛料/調味料(アミノ酸等)、pH調整剤、香料、酸味料、(一部に乳成分・小麦・豚肉・鶏肉・りんご・大豆を含む)
  • 販売者:青森県土産販売株式会社
  • 製造所:上原食品工業株式会社

公式サイトは見つけられませんでしたが、青森県内の主要な駅やお土産店、オンラインストアなどで購入できるようです。

主役の「嶽きみ」ってどんなとうもろこし?

このカレーの味の核となる「嶽きみ(だけきみ)」。

皆さんはご存じでしたか?

「嶽きみ」とは、青森県が誇るブランドとうもろこしのことです。

「津軽富士」とも呼ばれる美しい岩木山の麓、標高400〜500mにある「嶽高原」で栽培されています。

この高原の最大の特徴は、昼夜の寒暖差が非常に大きいこと。

日中に太陽の光をたっぷり浴びて糖分を作り出し、夜の涼しさでその糖分が消費されるのを防ぐため、驚くほど甘みが凝縮されるのです。

その糖度はメロンにも匹敵すると言われ、まさに「奇跡のとうもろこし」とも呼ばれています。

ちなみに、津軽地方では昔からとうもろこしを「きみ」と呼ぶそうで、嶽高原で採れる「きみ」だから「嶽きみ」。

地元の人々の愛情が感じられる、素敵な名前ですよね。

いざ実食!五感を揺さぶる独自の世界観

温めたパウチを開封し、お皿にご飯とルーを盛り付けます。

その瞬間から、このカレーが普通ではないことに気づかされました。

カレーの常識を覆す“白”

まず驚くのは、その色。

ボクたちが知っているカレーの色とは全く違う、黄味がかったクリーム色です。

まるでクリームシチューか、濃厚なコーンポタージュのよう。

中には、主役の嶽きみがこれでもかというほどたっぷりと入っているのが見えます。

香りもまた個性的。

スパイシーなカレーの香りはほんのりと漂う程度で、それよりもコーンの甘く、芳ばしい香りが前面に押し出してきます。

この時点で、すでに「これは知っているカレーとは別物だ」と確信しました。

甘さ、塩味、そして圧倒的なコーン感!

スプーンで一口すくって、口の中へ。

最初に感じたのは、衝撃的なまでのコーンの甘さです。

嶽きみが持つ本来の甘みが、コーンペーストによってさらに増幅され、口いっぱいに広がります。

まるで上質なデザートを食べているかのような、優しくて濃厚な甘み。

そして、追いかけるように嶽きみの粒がプチプチと弾け、食感の楽しさをプラスしてくれます。

「ああ、やっぱり甘いクリーム系のカレーなのかな」と思った次の瞬間、二度目の衝撃がやってきました。

それは、意外なほどしっかりとした塩味です。

甘さの余韻が残る口の中を、キリッとした塩味が引き締めてくれる。

この甘さと塩味のコントラストが絶妙で、スプーンを持つ手が止まらなくなるんです。

甘いだけではぼやけてしまう味を、この塩味が輪郭のはっきりとした「おかず」へと昇華させています。

豚肉や玉ねぎといった具材は、主張しすぎず、全体のまとめ役といった印象。

リンゴピューレやチャツネも使われていますが、あくまでも主役は「嶽きみ」。

その魅力を最大限に引き出すために、他の材料が完璧なバランスで支えているのを感じました。

正直に言うと、いわゆる「カレーライス」を期待して食べると、少し戸惑うかもしれません。

スパイシーさや辛さはほとんど感じられないからです。

これは「嶽きみという食材を最高に美味しく食べるための一つの料理」と捉えるのが正解でしょう。

おすすめポイントはここ!

この個性的な『青森 嶽きみカレー』、一体どんな人におすすめなのでしょうか。

こんな人に刺さる!

  • 辛いものが苦手な方、お子様 辛味は皆無なので、小さなお子様からお年寄りまで、家族みんなで楽しめます。
  • とうもろこしが大好きな方 「これでもか!」というくらいコーンの魅力を堪能できます。コーンポタージュや焼きとうもろこしが好きな人なら、間違いなくハマる味です。
  • いつもと違う、珍しいカレーを求めている方 カレーの概念が少し変わるかもしれません。新しい食体験をしてみたいグルメな方におすすめです。
  • 青森の珍しいお土産を探している方 りんご関連のお土産も素敵ですが、少し変化球で「嶽きみ」の美味しさを伝えるのはいかがでしょうか。話題性も抜群です。

他の青森カレーとの比較

ボクはこれまでにもいくつかの青森ご当地カレーを食べてきました。

例えば、海の幸を代表する『大間まぐろカレー』、

山の幸の王様『青森りんごカリー』、

そして細竹を使った『アオモリ de カレー』。

『大間まぐろカレー』が魚介の深い旨味とコクを活かしたビターな大人の味だとすれば、『青森 嶽きみカレー』は畑で採れた恵みをそのまま詰め込んだような、ストレートな甘みと優しさが特徴です。

また、『青森りんごカリー』が持つフルーティーな酸味と甘みとも違います。

りんごの爽やかさに対し、嶽きみはもっと濃厚で、大地を思わせるような、ほっとする甘さ。

同じ青森という土地が生んだカレーでありながら、ここまで個性が違うのかと驚かされます。

まさに、青森の食の豊かさと奥深さを象徴しているかのようです。

これはカレー味の新しいエンターテイメントだ!

『青森 嶽きみカレー』は、ボクがこれまで持っていた「カレー」という概念を心地よく裏切ってくれた、忘れられない一皿となりました。

食べて良かったと思える最大の理由は、「嶽きみ」という一つの食材が持つポテンシャルを、カレーという形で最大限に引き出している点にあります。

これはスパイスで複雑な味を作るのではなく、主役の素材を信じ、その魅力をどう伝えるかという引き算の発想から生まれた料理だと感じました。

甘くて、しょっぱくて、クリーミー。

そして、どこを食べてもコーン、コーン、コーン!

この新しい食の体験は、青森の旅の思い出をより一層色鮮やかなものにしてくれました。

もしあなたが青森を訪れる機会があったり、オンラインストアでこの特徴的なパッケージを見かけたりしたら、ぜひ勇気を出して手に取ってみてください。

カレーの新しい扉が開かれるはずです。

さあ、あなたもこの甘くてしょっぱい衝撃を体験してみませんか?

それではまた。

ありがとう!

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