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【ご当地カレー】普通のナスと何が違う?『水茄子カレー』の味と具材を徹底解説!

元気ですか〜!?

どうも、ろけねおです。

今回食べたカレーはこちらでございます。

水茄子カレー 箱図

水茄子カレー

今回ボクがレビューするのは、ちょっと気になっていたご当地カレー、『水茄子カレー』です。

大阪の泉州(せんしゅう)地方で作られる水茄子(みずなす)はとっても有名で、テレビなんかでも何度か見かけたことはあるんですが、実は今まで一度も食べたことがなかったんです。

泉州に行かないと食べられないのかな、とは思っていたんですけど、正直なところ「わざわざ行ってまで食べたいか」と聞かれると、そこまでではなかったりして。

そんなボクにピッタリなのが、この『水茄子カレー』でした。

自宅にいながらにして、あの泉州水茄子が、ボクの大好きなカレーと一緒に食べられるなんて、こんなに素晴らしいことはないですよね。

これはもう、試すしかないと思いました。

なぜ『水茄子カレー』を選んだのか?

世の中にはたくさんのレトルトカレーがありますが、ボクがこの『水茄子カレー』を選んだのには、いくつかの理由があります。

まず、やはり「水茄子」という珍しい食材が使われている点に惹かれました。

これまで未体験だった泉州水茄子を、カレーという形で手軽に味わえるのは大きな魅力でした。

どんな風味や食感がカレーにプラスされるのか、非常に興味がありましたね。

次に、箱に書かれていた「30種類のスパイスをベースに、粗挽き国産牛肉を使用」「水茄子のとろける美味しさをご賞味ください」という説明文です。

30種類のスパイスという本格感と、粗挽き牛肉の食べ応え、そして水茄子の「とろける美味しさ」という言葉に期待が高まりました。

ちなみに、水茄子ってぬか漬けにするのが一般的みたいですね。

そして、ご当地カレーならではの個性。その土地の特産品がカレーになった時、どんな味がするのか、いつもワクワクします。

果たして、この水茄子カレーは、ボクの期待に応えてくれるのでしょうか。

さっそく、その実力を探っていきましょう。

カレーの見た目、香り、そして味のファーストインプレッション

さあ、いよいよ実食です。まずはお皿に盛り付けてみましょう。

ルーの色は、ごく普通のカレーの色と比べて、ちょっぴり薄いかな、という印象を受けました。

明るめの茶色といった感じです。

香りを嗅いでみると、やんわりとスパイシーな香りが漂ってきます。

強烈な個性があるわけではなく、一般的なカレーらしい、親しみやすい香りでした。

いよいよ一口食べてみます。

最初の「一口目」は、意外にも甘めだと感じました。

マイルドな口当たりで、「あ、これは食べやすいかも」と思いましたね。

ところが、「二口目以降」になると、その甘さは控えめになり、割とスタンダードなレトルトカレーの味に変わります。

そして、そこからちょっとスパイシーな風味が加わってくる、という印象でした。

甘さで始まり、徐々にカレーらしいスパイシーさが出てくる、という味の変化が楽しめます。

具材の牛肉と水茄子、その正直な感想

次に、気になる具材についてです。

ルーの中には、挽き肉と、ナスが2つ入っていました。

箱には「粗挽き国産牛肉」とありましたが、食べてみた感じでは、特に粗挽き感はあまりありませんでした。

細かめに溶け込んでいるような印象です。

そして、主役であるはずのナス。確かに、実に柔らかいんです。

口の中でとろけるような食感で、この柔らかさが水茄子の特徴なのかな、と思いました。

しかし、味については、ナス自体に特別な味やクセがあるわけではありませんでした。

正直なところ、「うまい」と唸るほどの強いインパクトは感じられませんでしたね。

この柔らかさは水茄子の持ち味だとは思うのですが、「水茄子でなくとも、調理の仕方によっては普通のナスでもこの程度の柔らかさにまで持ってこれるんじゃないかな?」と思わせる部分もありました。

残念ながら、「これぞ水茄子」というような、明確な個性や感動は得られませんでした。

水茄子カレーへのボクからの提案と、味のバランス

このカレー、せっかく「水茄子カレー」と銘打っているんですから、もっと水茄子を全面に出してほしいな、というのがボクの正直な感想です。

例えば、もっとナスを大きくカットして存在感を出すとか、水茄子ならではの瑞々しさや甘みを活かした調理法がされているとか。

普通のナスとの違いを期待して買っているわけですから、その「違い」がもっと明確に感じられると、さらに魅力的なカレーになるんじゃないかなと思いました。

味全体のバランスは良いのですが、これといった「決め手」や「特徴的な部分」がありません。

美味しいのですが、「ほぼ普通のカレーで、後からピリリと辛さがくる」という印象です。

終盤になって、口の中に酸味を結構強く感じましたが、これもまた「これだ!」というほどの個性には繋がりませんでした。

まとめ:期待と現実の間で揺れる、ご当地カレーの挑戦

今回の『水茄子カレー』のレビュー、いかがでしたでしょうか。

ボクにとっては初めての水茄子体験でしたが、その「とろける柔らかさ」は感じられました。

しかし、水茄子ならではの「これぞ」という感動は、残念ながら得られませんでしたね。

ご当地カレーとして、その土地の特産品を使うのは素晴らしいことですが、その食材の魅力を最大限に引き出す工夫がもっとあれば、さらに素晴らしいカレーになるだろうと感じました。

味はバランスが良く、甘さから始まり、後からスパイシーさが来るという変化は楽しめます。

刺激的な辛さではないので、辛いのが苦手な方でも安心して食べられるでしょう。

「珍しいご当地カレーを試してみたい」「水茄子をカレーで体験してみたい」という方には、一度試してみるのも良いかもしれません。

大阪泉州水なすカレー 4箱

※さとふるで購入できるようです。

きっと、あなたなりの水茄子カレーの感想が見つかるはずですよ。

それではまた。

ありがとう!

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